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高知の食材⑦ 仏手柑(ぶっしゅかん)
< 2017年・高知・四万十の食材探しの旅 ⑪:最終回>
四万十川のお土産屋さんで、よく目にしたワード 「仏手柑(ぶっしゅかん)」。
カボスや柚子と同じ柑橘系の一種で、シトロン系の香りが特徴です。
名前の由来は、黄色く完熟していくと、ニョキニョキッと手 ( 足? )が
枝分かれして伸びていき、それが千手観音(せんじゅかんのん)さまが、
手を広げられているように見えるから。
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これが、一般的な「仏手柑」。
確かに、観音さまが、手を広げているようですよね。
実は、こちら、名古屋のあるお店の「ラム酒漬けの仏手柑」。
この千手タイプも、見るのは初めてで、思わず写真を撮らせて頂きました。
この、名古屋のお店のお話は、またの機会に…。
高知の仏手柑に、戻りましょう!
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四万十の仏手柑は、こちら。
厳密に言うと、品種が少し違うらしく、完熟しても「千手」には、ならないそうです。
日曜朝市で探したのですが、まだ7月。
少し時期が早いそうで、やっとのことで10粒程入手することが出来ました。
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早速、神戸に帰ってきてから、鯛のカルパッチョで、試食。
皮は、削った時は、強めの香りでしたが、食べてみると柔らかめの香り。
レモンとは違う風味で、美味しかったです。
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今回の、高知・四万十の旅。
大自然の中、育まれた沢山の食材に出逢うことが出来、勉強になりました。
是非、今後のレッスンで「日本郷土料理・高知編」として、ご紹介させて頂きますね。
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