リストランテ・ダ・エンツォでの昼食①
<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.43>
シエナ(Siena )を訪れたら、必ず、ご挨拶に伺うお店があります。
私の、イタリア料理修行のスタートのレストラン「リストランテ・ダ・エンツォ(Ristorante da ENZO)」です。
2年ぶりの再会。
オーナー・シェフのエンツォ、奥様のソニア、コックのフランチェスカも笑顔で迎えて下さりました。
「何か、食べていくか?」っと聞かれて、もちろん!食べたいです!
メニューは、お任せで、いつも、エンツォが食べさせたいっと思うお料理を出してくれます。
食前酒と一緒に、アペリティーヴォから。
写真が、ちょっとぼやけていて、ごめんなさい。
トスカーナ郷土料理のひとつで、固くなったパンを、柔らかくふやかし、野菜を合わせ、ビネガーとオリーブオイルをたっぷりかけて頂くもの。
エンツォのパンツァネッラは、少し変化球で、パンも野菜も細かく刻んでから、味付けをしてます。
さっぱりとした、このお料理は、暑い夏の定番ですね。
美味しい!
まさに、胃をぐぐっと開き、食欲が湧く一品です。
変化球の「パンツァネッラ」は、この旅のスタートの地・マルケ州でも、
メイン料理の添えとして、頂いています。
前菜・一皿目は、こちら。
このお料理、大好きです!
修業時代に作っていたマリネよりも、バージョン・アップ。
真ん中の「いわしと魚のテリーヌ」も美味しくて、レモンのソースとも良く合います。
そして、いわし料理にあわせて、奥様ソニアが出してくれた白ワインです。
キリッとしているのに、口に含むと、ふわっとうま味の厚みを感じて、美味しいです。
前菜・2皿目は、2年前にも食べたもの。
チーズ好きの私には堪らない一皿で、それを覚えてくれていたエンツォ。
2度目も、やっぱり美味です。
笑顔が止まらなくなります。
パスタ料理は、こちら。
ジェニパーベリー等も入って、エンツォにしては、珍しくスパイシーなソースのパスタ。
でも、やっぱり美味しいのですよね。
う~ん、お腹も、だいぶ、一杯になってきました。
その旨を、ソニアに伝えて、デザートを少しだけ頂くことに。
少しのはずが、色々な種類を、ちょこっとずつ、だったー!
可愛らしいデザートの盛り合わせを、ゆっくり、ゆっくりと頂いて完食。
訪れる度に、洗練されていくエンツォのお料理。
でも、ちゃんと、懐かしい味がするので、ホッとします。
今回は、シエナに数日滞在することを伝えると、滞在中は、「毎日、食べにいらっしゃいね。あなたは、家族なんだから」っと、ソニア。
その言葉を聞いて、じ~ん。😢
ありがとうございます。
こうやって、戻って来られる場所があるのは、本当に有り難く、本当に嬉しいです。
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【レストラン情報】
☆Ristorante da ENZO (リストランテ・ダ・エンツォ)
Via camollia 49, Siena