ハーブがいっぱい!カルタジローネのレストランにて
<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.113>
このシチリアの旅の最後の昼食。
カルタジローネ(Caltagirone)のレストランで、美味しい料理を頂いた後、コーヒーを待っている間に、スタッフさんが、レストランで使っている
貴重なハーブ類を、見せて下さいました。
ローズマリーは、香ってみると、馴染みにある香りと少し違っていて。
土壌の違いでしょうか。
日本では、あまり市販されていない ネピテッラ(nepitella)。
トスカーナ州では「野生ミント(menta selvatica)」とも呼ばれていて、
清涼感ある香りが、私は、とっても好き。
特に、きのこ料理と相性抜群で、ポルチーニ茸料理には、欠かせないと言って良いほど、よく使うハーブです。
そして、とても気になったのが レモンタイム(Timolimone)。
その名の通り、レモンの香りがするタイムで、とても重宝するハーブで、
タイムと使い分けているそうです。
ハーブのお話を聞いていたら、コーヒーが運ばれてきました。
そして、一緒に、なんと、6種類のお砂糖も。
特注で、作ってもらったシュガーポットのセットだそうです。
さすが、陶器の街・カルタジローネ。
見てるだけでも、ワクワク、嬉しくなってしまいます。
説明のために、ひとつずつ蓋を開けてくれたのですが、ひとつ、砂糖が入っていないポットもあって。
スタッフさん「Oh~、Scusi~。(わぁ~、申し訳ない…)」。
これも、ご愛嬌。
私「大丈夫、大丈夫」っと、一緒に、笑顔になっていました。
最後の最後まで、和やかで、ほっこり。
シチリアの旅、最後の食事、本当に充実の、そして優しいひと時でした。
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