夜のフィレンツェで、旅を振り返る
<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.70 最終回>
旅の最終地・フィレンツェ(Firenze)。
美味しい最後の晩餐を堪能し、夜のフィレンツェを歩いて帰ります。
アドリア海側からスタートして、西へと横断した「中部イタリアの旅」。
今回も、沢山の町を訪れたなっと振り返りながら、色々思い出していました。
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旅の始まりは、マルケ州(Marche)海辺の町・ファルコラーナ・マリッティア(Falconara Marittima)。
自称・晴れ女の私には、珍しく、到着後数日、荒れ模様の天気に見舞われて。
それでも、3日目からは、晴れ女力を発揮!
ワイナリー見学、アスコリ・ピチェーノ(Ascoli Piceno)まで足を伸ばし、
ヘミングウェイも愛したカッフェで、モーニング。
名物・オリーベ・アスコラーネも食べられて、大満足でした。
ファルコラーナ・マリッティア駅より、アドリア海を臨む
美味しいマルケ料理 ① 鯵のソテーとパンツァネッラ
モンテカロットの葡萄畑
ワイナリーの貯蔵庫
美味しいマルケ料理 ② 前菜3種
(ワイナリー併設レストランにて)
ヘミングウェイが愛したカッフェ(アスコリ・ピチェーノ)
揚げたてホヤホヤの、オリーベ・アスコラーネ
(大粒のグリーンオリーブの種をとり、そこに肉詰めをして揚げたもの)
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緑のハートと呼ばれる、中部イタリアのウンブリア州(Umbria)へ移動。
スポレート(Spoleto)では音楽祭を楽しみ、アッシジ(Assisi)のサン・フランチェスコ大聖堂も再訪して感動。
そして、サラミ&トリュフの里・ノルチャ(Norcia)では、美味しいノルチャ料理を堪能しました。
スポレートの大聖堂
緑豊かなウンブリア州(スポレートにて)
美味しいウンブリア料理 ① イノシシの煮込み(スポレートにて)
スポレート音楽祭・お昼のコンチェルト鑑賞
巡礼地・アッシジのサン・フランチェスコ大聖堂
美味しいウンブリア料理 ② 鳩のグリル (アッシジにて)
ノルチャの町
美味しいウンブリア料理 ③ ノルチャ風アンティパスト
美味しいウンブリア料理 ④ 黒トリュフのパスタ
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トラジメーノ湖(Lago di Trasimeno)に移動してからは、その美しさに魅了され、毎日、足を運びました。
湖の地域ならではのお料理にも、感動。
貴重な、くるみリキュール「ノッチョーラ」を試飲できたのも印象的でした。
朝のトラジメーノ湖
夕陽に照らされるトラジメーノ湖
トラジメーノ湖のお料理 ①
鯉の卵のブルスケッタ、ザリガニとねぎのソテー
トラジメーノ湖のお料理 ② 鯉の卵とトマトのリングイネ
トラジメーノ湖のお料理 ③ うなぎの串焼き
トラジメーノ湖のお料理 ④
ロールケーキ & くるみリキュール「ノッチョーラ」 & はちみつリキュール
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私のイタリアの故郷、トスカーナ州の古都・シエナ(Siena)へ移動。
師匠のエンツォ氏(リストランテ・ダ・エンツォのオーナーシェフ)のお料理を、思う存分味わって、念願の競馬祭パリオも見ることが出来ました。
大好きなシエナの景色・大聖堂
シエナでの美味しい食事 ①
チンタ・セネーゼ(シエナ豚)・ラグーのパッパルデッレ
シエナでの美味しい食事 ② いわしのマリネ
シエナでの美味しい食事 ③ キアニーナ牛とポルチーニ茸のグリル
シエナでの美味しい食事 ④ デザート盛り合わせ
パリオの予行練習 ①
パリオの予行練習 ②
師匠・エンツォ氏の言葉が、改めて、心に響きました。
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イタリア映画「ライフ・イズ・ビューティフル」の撮影地・アレッツォ(Arezzo)を訪れた後に、トスカーナワインの里・キャンティ(Chianti)村にも滞在。
トスカーナ地方の穏やかな空気を満喫できたのも、嬉しかったです。
アレッツォのグランデ広場
絵になるテーブルセッティング(アレッツォにて)
牛肉のタルタル&ズッキーニとチーズのソース(アレッツォにて)
キャンティワイン
キャンティのぶどう畑
キャンティのワインセンター
カプレーゼ (キャンティ村にて)
リッボリータ(キャンティ村にて)
牛肉のタリアータ・キャンティ風 (キャンティ村にて)
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最後の滞在地・フィレンツェ(Firenze)は、一日だけでしたが、やっぱり、大好きな街だっと再確認。
以前、料理を教えて頂いた女性シェフとも、嬉しい再会。
名物もつ煮込みも食べられて、大満足でした。
フィレンツェの大聖堂
フィレンツェ名物・もつ煮込み ランブレドット
カッポン・マグロ
夜のドォーモも、やっぱり素敵
今回のイタリアの旅は、マルケ州、ウンブリア州、トスカーナ州と、3州を横断。
こうやって、思い返してみても、本当に、実りある旅だったなっと。
また、再訪できることを願い、その時を楽しみにしたいと思います。
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さて、2010年の中部イタリア横断の旅行記は、これで終わります。
最後まで、お付き合い頂き、本当に、ありがとうございました。
また、最初から読んでみよう!と思われましたら、
マガジン「イタリア旅行記(中部)」から、ご覧頂けます。
そして、明日からは2011年夏・北イタリアの旅( ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )を、振り返ります。
これからも、どうぞ、よろしくお願い致します!