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モンテロッソでの夕食②

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.29>

モンテロッソ(Monterosso)での夕食2日目。
夕方に教えてもらった前菜から、スタート。
お供は、地元のお薦め白ワインです。

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地元の白ワイン
(Vino bianco locale)

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蛸と黒オリーブのマリネ
(Polpo e olive nere marinati)

地元特産オリーブオイルをかけて頂きます。
リグーリア州のオリーブオイルは、マイルドで、香りもよく、とても美味しいです。 

そして、蛸がやわらか~い!
ここに、茹でたじゃがいもや、ブロッコリーなどを加える事もあるとか。
なるほど…。

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地元のオリーブオイル
(Olio d'oliva locale)

リグーリア州は、オリーブの名産地
オリーブの実自体もそうですが、オイルも、凄く美味しいです。
ただ、生産量が少ないこともあり、このオイルは、まさに、地産地消。
現地に来なければ、味わえないオイルです。

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シャコのトマトソースのスパゲティ
(Spaghetti alla salsa di pomodoro e cicala di mare)

スパゲティーは、手打ちのパスタ。
しかも、白・黒(Bianco e nero)です。

普通のパスタ生地とイカ墨を混ぜた生地2種類を作り重ねて、
スパゲティの製麺機に入れて作られたもの。

実際に作っているところも見せてもらいましたが、白黒のパスタが出てくるのは、なんとも不思議でした。
魚介類と良く合います。

イタリア語で、シャコは、「海の(di mare)セミ(cicala)」。
確かに、ちょっとセミっぽいでしょうか。
売られているのを見かけたのは、ヴェネツィアの市場だけ。

とても美味しい甲殻類ですが、身が少なく、また、足が早いので
レストランでも、使いづらい食材のひとつ。

でも、美味しい出汁もでますし、ちゅっと、お行儀悪いですが、
チュッチュと、殻をしがみながら、食べるのは、また、これが格別。
美味しく頂きました。

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トゥリリアのソテー
(Saute` di triglia)

トゥリリアは、日本の「ひめじ」に似ている小さい魚
イタリアでは、本当に、良く食べられます。

ブイヨンは、トゥリリアの骨と頭、香味野菜で取っているので、美味しい!
アクセントの松の実も効いてます。
厚めに切ったニンニク風味の炭火焼パンもよく進みます。

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ティラミス
(Tramisu`)

最後に、ティラミスも頂き、この日も、お腹いっぱいです。
白ワインも、とても美味しく、笑顔のほろ酔い気分。

帰り道は、鼻歌を歌いながら、もちろん、歩いて帰りました。

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食の工房オフィスアルベロ【イタリア料理教室 in 神戸】
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