カラブリア家庭料理レッスン①
<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.33>
カラブリアのマンマ・アレッサンドラさんから教えてもらう家庭料理レッスン・1日目。
手打ちパスタ・フィレイヤ(Fileija)を作り終えてから、
伝統的カラブリア料理&タルトもあわせて、計4品作りました。
まずは、前菜から。
冷製・小いかの詰め物
(Calamaretti ripieni)
中に詰めているのは、味付けパン粉で、ポイントは、小いかの茹で汁も加えて、うま味をプラスすること。
これ、めちゃめちゃ、美味しかったです!
前菜2皿目
カラブリア風クロスティーニ(Crostini calabresi)
写真・左は、カラブリアで有名なトロペアの赤玉ねぎを使ったペースト。
手前は、カジキマグロ・ペースト。
右上は、赤唐辛子がたっぷり入ったサラミ・ウンドゥジャ(’Nduja)を
塗ったもの。
この3種は、どれも赤唐辛子入り。
ペースト2種類は、まだ大丈夫だったのですが、3つ目のサラミ・ウンドゥジャ。
これ、かなり辛~いです。💦
カラブリア料理の洗礼を、早速、受けました。
辛いサラミの余韻を残しながらも、3皿目はパスタです!
あさりといんげん豆のフィレイヤ
(Fileija alle vongole e fagioli)
本来は、ムール貝を使うそうです。
私も、だったムール貝…。
ある時からアレルギーで食べれなくなってしまい、凄く残念…。
今回は、あさりで代用です。
素材のうま味がぎゅっと重なり合って、これも美味しかったですよ。
そして、最後は、デザートのタルト。
赤唐辛子ジャムのタルト
(Torta di marmellata di peperoncino)
甘いタルト生地に、自家製・赤唐辛子ジャムを入れて焼いたもの。
甘くて、辛くて…の、味わいで、伝統的焼菓子ですが、
地元の方でも好き嫌いが分かれ、好きな方は、病み付きになるそうです。
私は、ドルチェは、甘く合って欲しいので、病みつきにはならず…。
これも、カラブリアの洗礼ですね。
イタリア郷土料理は、各地によって本当に、様々。
面白いな~と、再確認したお料理達でした。
そして、一緒に出してもらった、カラブリアの白ワイン。
クリトーネ <リブランディ社>
(Critone <Librandi> )
このワイナリーさん「Librandi’(リブランディ)」のワインは、
日本にも入ってきています。
美味しい、デイリーワインですよ。
見かけた方は、是非、お試しあれです。