カスティリオーネの朝市、そして湖へ
<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.37>
トラジメーノ湖畔の小さな町・カスティリオーネ・ディ・ラーゴ(Castiglione del Lago)での、滞在最終日。
この街では、水曜日が、朝市の日。
朝から、道沿いに多くの露店が、並びます。
食品はもちろん、台所用品、衣料品等々、日々の生活必需品も沢山売られていました。
イタリアのどの街でも、このような「メルカート(Mercato)」と呼ばれる青空市場(朝市)が開かれいます。
朝早くから行われているので、学校や仕事場に行く前に、家族連れで訪れることもあるそうです。
何といっても、値段が安い!
もちろん、おや?と思うような縫製の服などもありますが、ワンシーズンだけの使用、または、部屋着としてっと思い、値段と品質に納得出来たらOK。
若い女の子達は、ここで、安く手に入れた服などを、自分流にちょっと手を加えてカスタマイズ。
おしゃれ感覚を、磨いているんですよね。
もちろん、探してみると、掘り出しものもあったりしますよ。
こちらは、チーズ&お肉屋さん。
ちょっと光の反射で見えないのですが(ごめんなさい…)、
ケースの中には、自家製豚の丸焼・ポルケッタ(Porchetta )が置いてあり、切り分けて売られていました。
週に一度の、この朝市で、一週間分のメイン食材を揃えて、不足分をスーパーで購入、という方々も多いとのこと。
さすが、食べることに情熱をかけているイタリア人らしいです。
そして、この日も、湖へ向かいます。
この突き抜けるような青空と湖に向かう、一本道…。
この景色だけでも、美しく、心洗われます。
湖畔から見上げる街の城壁。
オリーブの木も、いっぱいです。
本当に、気持ち良いです!!
鴨も、水浴びをしていましたよ。
さあ、この街、滞在最終日も、トラジーメノ湖を、満喫しましょう!