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マナローラの時計台
<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.10>
チンクエテッレ(Cinque Terre)の北から4番目の町、マナローラ(Manarola)。
5つの町の中でも、コルニリィア(Corniglia)に続き、2番目に小さい町です。
駅は、海沿いにありました。
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まずは、坂を上がって、時計台を目指します。
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坂道を上ると、小さいですが、趣のある教会があり、その向かいに、
目指していた時計台がありました。
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![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28856959/picture_pc_a0112ddd347e41b3de66a13da723b1be.jpg?width=1200)
ジェノヴァ(Genova)から、チンクエテッレ迄。
海沿い走っている列車の車窓から、気になる事がありました。
時計台が、とても、多いのです。
しかも、時刻が、しっかり合っている。
念を押すようですが、ここはイタリアです。
日本では、ありません。
時刻がしっかり合っている多くの時計台を見て、ちょっと、不思議な違和感を覚えた私。
以前、住んでいたトスカーナでは、あまり信用していなかった町の時計。
しかも、時刻が合っていると言う概念はなく、頼みは自分の腕時計のみでした。
地元の方に、
「どうして、時計台が多いの? そして、全部、時刻が合っているの?」
と聞いたのですが、
「時計があると便利でしょ。時刻が合ってなかったら、時計の意味がないでしょ」
と、至極当然の、お答えでした。
中世の頃、四大海洋都市として栄えた、ジェノヴァ。
海から帰ってきた時に、時間が見えるように、そして分かるように、
高台の時計台(しかも時刻が合っている)を置くのは、
その頃の名残、でしょうか。
リグーリア州の海辺の町を訪れる機会があったら、
是非、車窓から、時計台を見つけてみてくださいね。
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