サンタ・マリア・マッジョーレ教会 & ベルガモ大聖堂
<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.15>
ベルガモ・アルタ(Bergamo Alta)のヴェッキオ広場(Piazza Vecchia)
奥にある、サンタ・マリア・マッジョーレ教会(Basilica di Santa Maria Maggiore)。
サンタ・マリア・マッジョーレ教会
(Basilica di Santa Maria Maggiore)
12世紀初頭に起工されてから建立まで、約400年をもかかったロマネスク建築の美しい教会です。
教会内部(Dentro della chiesa)
内部は、眩いばかり。
とても細かい装飾が施されていて、有名な「マリアの生涯」が描かれている10枚のタペストリーも美しく、思わずため息が出てしまいました。
そして、こちらが大聖堂(Duomo)。
別名、聖アレッサンドロ教会(Chiesa di Sant’Alessandro)です。
大聖堂 (聖アレッサンドロ教会)
(Duomo / Chiesa di Sant’Alessandro)
19世紀に造られた正面玄関・ファザードは、新しい感じですが、
それ以前に造られた内部は、とても煌びやかで、まるで宮殿のようでした。
クリスマス時期ということで、堂内には、キリストさま降誕の場面を表現したプレゼピオ(Presepio)も置かれています。
プレゼピオ(Presepio)
ライトアップもされていて、臨場感がありますね。
イタリアは、夏に訪れる事が多かったので、この冬の旅では、様々なところで、プレゼピオを見ることができたのも、嬉しかった事のひとつです。
この大聖堂は、奥まったところに建てられているので、なかなか全貌を捉えることが出来ないのですが、ヴェッキオ広場から、ちらっと見えていた
この金色の像が、大聖堂の屋根に立つ守護聖人・アレッサンドロです。
守護聖人・アレッサンドロ
(Statua di Sant'Alessandr)
ヴェッキア広場の鐘楼に登ると、この守護聖人はもちろん、ベルガモ・アルタの景色を見渡せるそうですよ。
私は、滞在中、鐘楼に上ることができなかったが、本当に残念でした。