12月25日 クリスマスの朝の贈り物 in ボルツァーノ
<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.32>
トレンティーノ=アルト・アディジェ州のボルツァーノ(Bolzano)で迎えた、12月25日。
クリスマスの日も、寒いながらも、清々しく、気持ちの良い空気に包まれた朝でした。
ボルツァーノ大聖堂 (ヴェルター広場)
(Duomo di Bolzano in Piazza Walther)
クリスマス・マーケット(ヴェルター広場)
(Mercatino di Natale in Piazza Walther)
25日は、終日、クリスマス・マーケットはクローズ。
でも、この日も、24時間ずっとパトロールの車が巡回していました。(写真・中央)
実は、この5日前の12月20日。
ドイツ・ベルリンのクリスマス市に、トラックが突っ込んだというニュースが飛び込んできて、その3日後(23日)、その実行犯が、ミラノで発見・射殺されたと、再びニュースに。
これを受けて、イタリア各地のクリスマス・マーケット等に、厳戒態勢が敷かれたのです。
大丈夫と思っていても、ひっそり人気のないマーケットを巡回している様子を見ると、ドキッとすることもあって。
少し緊張が、続いていました。
それでも、嬉しい贈り物もあって。
ホテルからのクリスマス・プレゼント
(Regalino di Natale dall'albergo)
朝食をとるために、部屋を出ると、女性の絵が描かれた、手のひらサイズの紙袋が、ドアノブに架かっていました。
「Buon Natale!(メリークリスマス!)」と書かれたクリスマスカードと
一緒に入っていたのが、このオーナメントと、もみの木の枝。
「当ホテルでの滞在が、素晴らしきものとなりますように」と添えられた
メッセージもあり、少し気持ちが和らぎました。
嬉しいサプライズ、クリスマスの可愛らしい贈り物。
このオーナメントは、今でも、我が家に飾っています。