【エノテカ情報】キャンティ・ワイン
<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.59>
キャンティ(Chianti)地区は、広大なぶどう畑が広がり、ワイナリーも多く点在します。
車があれば、いくつかワイナリーを見て回れるのですが、私は、残念ながら、車は無く、ツアーも、インフォメーションで調べたのですが、日程に合うものがなかったので、ワイナリー巡りは、あえなく断念。
ホテルのスタッフさんに教えてもらった、ここグレーヴェ村の「エノテカ」へ伺うことにしました。
広場から、歩いて5分程。
エノテカの看板…、いやいや、木樽があり、すぐ分かりました。
さあ、入っていきましょう!
エノテカ・入口
入口から階段を降りた場所に、荷台があり、ワインが、沢山が置かれています。
「フィアスコ(Fiasco)」と呼ばれている藁で包まれた瓶は、キャンティ独特のもの。
最近では、日本でも入手可能です。
こんな、ビックサイズのフィアスコ瓶もありました。
凄い!何リットル入るのかな…?
ワクワクしてきました! さあ、中を見て回りましょう!
店内は、ワインが所狭しと置かれ、圧巻!
キャンティー地区の主なワインは、揃っていると言っても良いほどで。
ワイナリーごとに、ワインの格付けランクごと(DOCG、DOC、IGT、等)に
分かりやすく展示されています。
料金はかかりますが、試飲をすることも出来るんですよ。
まず、試飲カードを、受付で購入。
一緒に、テイスティング・グラスを、渡してくれます。
そして、試飲スペースへ。
試飲マシーン(↑)に、カードを入れて、飲みたいワインボトル前の蛇口下に、グラスを置き、黄色いボタンを押します。
すると、50ml程のワインが出てきます。
う~ん、良い香り。
ワインボトル上の、一回分の試飲料金(3.2€)が引かれて、カードが返ってくるので、料金がなくなるまで、色々なワインを、数回、試飲できるんです。
この表示のワインは、こちら。(写真・右)
ジュースト・デ・ノトゥリ 2002 IGT(トゥア・リータ)
(Giusto de Notri 2002 IGT / Tua Rita)
気に入れば、そのワイン1本(50,40€)を購入できます。
このワインだと、1€=130円で換算して、試飲は、400円強。
ボトル1本、6,500円程です。(2010年訪問時)
こちらは、温度管理されているワイン達。
白ワインを中心に置かれていて、どれも興味あるものばかりで、
本当に、目移りしちゃいます。
このエノテカは、朝10:30からオープン。
チーズや簡単なおつまみ、お料理も、有料で置いています。
ここで、軽食を楽しみながら、ワインをじっくりと試飲、吟味し、長い時間過ごされる方も多くいらっしゃるそうです。
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【エノテカ情報】
☆Enoteca Falorni (エノテカ・ファロルニ)
Galleria delle Cantine 6, Grevi in Chianti