ミラノ大聖堂からの眺望 & マドンニーナ像
<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,2>
ミラノ滞在1日目。
まずは、ミラノの大聖堂(Duomo di Milano)へ向かいます。
この日のお天気は、曇り。
それでも、この壮大なゴシック建築の大聖堂は、存在感が抜群でした。
あ~、ミラノに来たな … っと、感じる瞬間です。
実は、この旅に出る前から色々思うところがあり、イタリアを訪れるかどうか、少し躊躇していたのですが。
でも、この大聖堂の姿を見た瞬間、そのモヤモヤは吹っ飛びました。
その後、訪れた魅力溢れるイタリアの町、素晴らしい景色、芸術に触れながら、様々な事を考えることもできて。
やっぱり、イタリアに来て良かった。
環境を変えて考えると、頭も、気持ちも、色々と整理できますね。
ガレリアは、ミラノのブランド店、デパートが立ち並ぶ魅力的なスポットですが、まずは、大聖堂。
今回は、上まで登ります!
大聖堂の裏手・右側にあるチケット売り場へ。
もちろん、一歩一歩、登っていく事もできますが( 確か、6 or 7€ )、
今回は、エレベーターを利用( 10 € )することに。
朝9時、開門と同時に、エレベーターに乗り込み、上がりました。
この、細やかなゴシック彫刻を間近で見ることが出来るのですよ。
凄いですよね、それだけでも、ワクワクしちゃいます。
回廊を真っすぐ進むと、大聖堂の屋根の上に出ます。
夏のフェスティバルの舞台(ステージ)でしょうか。
椅子らしきものにも、席番号が振ってありました。
こんな場所まで、ステージにしてしまうって、さすが、アートの国。
凄いですよね。
この屋根からの景色が、また素晴らしく。
こちらが、ガッレリア方面。
そして、反対側には、ドゥオーモ広場の奥を、オレンジ色の路面電車が走っているのも見えます。
それにしても、本当に、この美しい彫刻は、必見ですね。
ミラノ大聖堂のてっぺんに鎮座するのは、マドンニーナ(Maddonnina)。
この街を見守る、黄金のマリア像です。
太陽がうす雲に隠れていますが、それが、また、幻想的…。
こんな空の色、なかなか見れません。
もちろん、大聖堂内部も見学しましたよ。
撮影禁止なので、写真はありませんが、精巧で色鮮やかなステンドグラスも見応えがありました。
大聖堂が、着工されたのは、1386年。
ファザード(表玄関)が出来上がったのは、1813年。
ファザードを飾る青銅の扉は、20世紀に入ってから造られたそうで、
なんと、500年以上もかけて、現在の姿になったそうです。
500年…、あまりにも長い年月で、私の時間感覚では想像もつきませんが、
とにかく、凄い!ことは、肌で感じて分かりました。
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