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ヴェッキオ橋へ ☆ 「ヴァザーリの回廊」修復後の一般公開再開・最新情報

<イタリア旅行記(2024年イタリア縦断&マルタ共和国)no.6>

軽く昼食をとった後、フィレンツェ中心街へ。
ヴェッキオ橋を目指しました。

ドゥオーモ広場まで戻り、メイン通り・カルツァイウオーリ(Via dei Calzaiuoli)を南へ。
フィレンツェを訪れる時は、必ず、歩く場所です。

ドゥオーモ広場
(Piazza del Duomo)
シニョリーア広場 & ヴェッキオ宮
(Palazzo Vecchio in Piazza della Signoria)

ぱっと目の前がひらき、シニョリーア広場に足を踏み入れると、ヴェッキオ宮が目に飛び込んできます。
ここも、大好きな広場。

そのまま、ウフィッツィ美術館前の広場を進むと、アルノ川(Arno)にでました。
そして、ここから眺めることができるヴェッキオ橋も、大好きな風景です。

アルノ川にかかるヴェッキオ橋
(Ponte Vecchio sul Arno)

ヴェッキオ橋は、両側に宝石店・ジュエリー店が立ち並ぶ観光名所のひとつ。
人通りが多いので、スリなどには注意が必要ですが、キラキラ眩いばかりのジュエリーが並ぶショーウインドウを見ながら、橋を渡るのも楽しいです。

ヴェッキオ橋
(Ponte Vecchio)

そして、忘れてはならないのが、橋の上階に伸びる「ヴァザーリの回廊(Corridoio Vasariano)」。
ヴェッキオ宮から、アルノ川を渡ったピッティ宮殿との間をつなぐ長さ1km程の空中回廊です。

当時のトスカーナ公主コジモ・デ・メディチ1世が、住まいのピッティ宮殿から、国政庁舎のヴェッキオ宮殿まで、安全に移動できるようにと、芸術家ジョルジョ・ヴァザーリが設計、1565年に造られました。
隠し廊下とでも言うのでしょうか。

デ・バルディ通りの上を通るヴァザーリの回廊
(Corridoio Vasariano sulla via de' bardi)

設計者・ヴィザーリの名前が付けられたこの回廊は、一般公開されていたのですが、8年前に修復のために閉鎖。
長い修復期間が終わり、2024年に一般公開が再開されると、実は、噂を耳にし楽しみにしていたのですが、滞在中には間に合わず、残念。

でも、今月、12月21日から再開、予約もスタートしているようです。
以前、展示されていた多くの肖像画は、ウフィッツィ美術館に移されているので、回廊を歩くのみのようですが、それでも、貴重な体験ですよね。

ヴェッキオ橋の上から臨むアルノ川
左川沿い、手前に伸びているのも、ヴァザーリの回廊

回廊への入口は、ウフィッツィ美術館内にあるので、美術館見学後、回廊へ進む感じでしょうか。
完全予約制で、料金は、43€(ウフィッツィ美術館入場券込み)+4€(予約金)。(2024年12月現在)

フィレンツェ最古の教会のひとつ、サンタ・フェリチタ教会(Chiesa di Santa Felicita)の2階も、回廊の一部でしたので、もしかしたら通ることができるかもです。
予約困難が予想されますが、次回、是非、チャレンジしてみたいです。

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