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【レストラン情報】スルモーナでの昼食② アブルッツォ州のパスタ・キターラを頂く
<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.21>
アブルッツォ州、スルモーナ滞在での2度目の昼食。
日曜日だったこの日は、ほとんどのお店が閉まっていましたが、
事前に、調べておいた、日曜日営業のレストランに足を運びました。
テラス席もあり、そこで頂くことにしました。
爽やかな風が、心地好く吹いています。
まずは、アブルッツォ州の手打ちパスタ・キターラ(Chitarra)を注文しました。
フレッシュトマトとチーズのキターラ
(Chitarra con pomodorini freschi e formaggio)
この地方に古くからあるパスタで、ギター線(Filo per chitarra)を使った器具で作られる、ちょっと太めのロングパスタです。
これ、美味しいんですよ。
フレッシュトマトとチーズのソースで頂きました。
うん、美味しいです!
トロンっと、パスタの熱で溶けたチーズと、甘いフレッシュトマトとの相性も良く、抜群です。
メインも、チーズ料理にしました。
スカモルツァチーズとマッシュルームのオーブン焼き
(Scamorza e champignon al forno)
焼いたスカモルツァチーズ料理も、アブルッツォ郷土料理のひとつ。
ただ、チーズにしっかり火が通ってなくて、固かった…。
スカモルツァチーズは、モッツァレッラチーズ同様、パスタフィラータ製法で造られているので、加熱すると、ピヨ~ンと伸びるほど柔らかくなるのが
このチーズの特徴です。
折角ですし、お店の方にお願いして、もう少し焼いてもらうことにしたのですが、もう一度、出てきても、やっぱり固かった…。
う~ん、パスタ料理が美味しかっただけに、本当に、残念。
色々、お店を回っていると、こんなこともあるわね…っと思いながら、
もちろん、残さず食べました。
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そして、ワインの名産地でもあるアブルッツォ州(Abruzzo)。
日本でも有名な赤ワインはもちろんですが、実は、美味しいロゼワインも、多く造られているのです。
アブルッツォ州のロゼワイン
(Vino rosato d’Abruzzo)
イタリアでは、ロゼワインを「ロザート(Rosato)」、
または、淡い赤色を表した「チェラソーロ(Cerasuolo)」と呼んでいます。
日本にも、辛口のロゼワインが、少しずつ入ってきていますが、
まだまだ、ロゼワインは、甘口というイメージが強いですよね。
ここアブルッツォ州のロゼワインは、しっかり辛口。
しっかりした白ワインよりも、もう少し味わいが欲しい時、魚料理にも合わしたい時。
暑い夏場に、お肉料理を食べる時なども、キュッと冷やしたロゼワインと
頂いても、喉越しが良く美味しいので、重宝されています。
機会があれば、是非、一度、辛口のロゼワインをお試し下さいね。
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