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一杯のワイン&郷土料理のピアディーナで、ベルガモはスタート

<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.8>

ミラノ(Milano)から、列車で1時間程。
美しい中世の街・ベルガモ(Bergamo)に到着です。

初めてのベルガモで、わくわく、ドキドキ。
高台のベルガモ・アルタ(Bergamo Alta)に滞在することにしました。

イタリア滞在中は、その土地の郷土料理を食べるのが、大切な仕事。
ベルガモでも、初日から、しっかり食べるべく、宿泊予約していた
B&Bに、スーツケースを置き、美味しい昼食からスタート!と思ってたのですが、いきなり、ハプニング発生です。

B&Bには、正午に到着。
荷物を置かしてもらう旨は、事前了解を取っていたのですが、何度、インターホンを鳴らしても、返事はなく、無人の様子。

「うん?、なんか、この感じ、前にもあったような…」

こういう予感は、当たるのですよね。
10分程経過し、B&Bは無人だと確信。

「さて、どうするか…」

折角のイタリア滞在、目的もなく、ぼーっと時間を過ごしてしまうのは、
もったいないですからね。
早速、動きます。

同じ建物一階にあるレストラン&パブに入って、事情を説明。
「B&Bオーナーとは友達だから、俺が電話しちゃる」と、ジェントルマンのパブ・オーナーさん。
グラスワインを1杯注文して、待たせてもらうことにしました。

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ワイン1杯のはずが、「これも食べて、待ってなさい」と、
生ハムやオリーブの実、ポテトチップスまで、テーブルに並び、
待っている間に、オーナーさん、常連のおじ様方が、2時間もの活きたイタリア語講座をして下さいました。
ありがたいですね。  

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ピアディーナ(Piadina)

写真は、オーナーの出身地・ロマーニャ地方(中部イタリア)の郷土フード・ピアディーナ。

なかなか、B&Bオーナーと連絡が取れずに、時間が経つばかりで、
私が、不安になっていると思われたのでしょうか。

「大丈夫、ちゃんと連絡とったるから。心配せんで、ええっ!」
と、3種類も焼いて、出してくれて、皆さまと一緒に、美味しく頂きました。

結局、宿に入れたのは、夕方4時過ぎ。
当初の予定とは、かなり変わってしまいましたが、こういう変更はありですね。

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これまでの、イタリア宿泊先ハプニングは、こちらからご覧頂けます。
なかなかの珍道中をしています。


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