ボナリア聖堂 & サンタ・キアラ教会
<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.61>
カリアリ(Cagliari)の港町を、もう少しご紹介します。
ノラ(Nora)と同様、2000年以上前に、フェニキア人が、カリアリ湾の寄港地としてつくった町。
そして、海の男・水夫たちの守護聖人・聖母マリアが祀られいるのが、
ボナリア聖堂(Basilica di Bonaria)です。
ボナリア聖堂(Basilica di Bonaria)
なんとも爽やかで、美しい聖堂。
そして、「船の銅像」も、聖堂前に置かれています。
7月には、ボナリア祭(Festa di S.Maria di Bonaria)が行われ、
航海の安全、海の泰平を願って、聖母マリアに、祈りを捧げているそうです。
カリアリ滞在最終日に、私も、聖堂内で行われれたミサを見てきました。
イメージしていたよりも、ずっと厳かに進んでいったミサ。
観光客の私には、ちょっと場違いだったな…と感じました。
今も、イタリア本土や、シチリアへ船が運航しているカリアリ港。
地元の方々の生活との密着度の濃さを感じた、祭典でした。
その後、カリアリ最後の散策。
カリアリ大学・横にあるイエンネ広場(Piazza Yenne)まで、坂を上がります。
銅像には、サルデーニャの旗が、かけられていました。
この広場から、さらに細い坂道を上がります。
この奥、木の後ろにあるのが、サンタ・キアラ教会(Chiesa di Santa Chiara)です。
サンタ・キアラ教会(Chiesa di Santa Chiara)
小さいながら、正面の祭壇が美しいと聞いたので、見に来ました。
教会内の祭壇(Altare in chiesa)
外観は、とてもシンプルだったので、中に入ってビックリ!
黄金に輝く祭壇は、眩しいほどです。
ふと、前年に訪れた、ヴェネツィア(Venezia)のサンマルコ寺院を思い出しました。
華やかな教会の空間を楽しんで、外に出ます。
さあ、カリアリ最後の昼食に、向かいましょう!