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ミネルヴァ神殿 &ドゥオーモ
<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.23>
ウンブリア州にある巡礼の地・アッシジ(Assisi)には、美しい建築物が、多くあります。
昼食後は、街を散策です。
まずは、街の中心地・コムーネ広場(Piazza del Comune)へ。
ミネルヴァ神殿
(Tempio di Minerva)
広場の、ローマ時代に造られたミネルヴァ神殿の柱が、目に飛び込んできます。
コリント式の柱頭は、美しい彫刻で、紀元前1世紀に作られ、そのまま残っています。
近づいて、柱に触れ、その彫刻を、直に見ると、ブルブルっと感動の身震い。
こういう「時」を超えてきたものを目にし、手で触れると、堪らなく嬉しくなるんですよね。
前年に、訪れたローマにも、多くのローマ時代の柱が残っています。
ふと、それらの柱も、思い出しました。
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アッシジのミネルヴァ神殿内は、16世紀に改装されて、現在は、教会として使われています。
ちなみに、神殿・横の建物は、今の市庁舎が入ってるんですよ。
さあ、神殿内に入ってみましょう。
神殿の内部
( Interno del tempio )
内部は、バロック式で、かなり華やかな内装。
外の柱の趣と、また違い、このギャップも面白いです。
古いものを大切にする国民性が表れていて、ひとつの建物でも、いくつもの時代の跡があり、それを見ることができるイタリア建築。
興味深いです。
サン・ルフィーノ大聖堂 / ドゥオーモ
(Cattedrale di San Rufino)
ウンブリア州らしい、美しいバラ窓を施した正面玄関・ファザード。
外観は、滞在中のスポレートの大聖堂にも、似ています。
13世紀に完成している聖堂内には、今回、入ることができなかったのですが、
この広場の静けさも相まって、素晴らしい空間。
大聖堂、青い空を交互に見ながら、深呼吸。
しばし、ここに佇んでいました。
聖堂の向かいには、ロッカ・マッジョーレ(Rocca Maggiore)と呼ばれる
大きな要塞が、そびえ立ちます。
急な階段をひたすら上がっていくと、この大要塞に辿り着き、そこからは、アッシジの美しい眺望を見ることができるそうで…。
今回は、帰途の時間の都合で、断念。
次回は、是非、登ってみたいです。
サンタ・キアラ聖堂
(Basilica di Santa Chiara)
なんやかんやと、列車の時間が迫ってきました。
日帰りではなく、アッシジに宿を取って、ゆっくり見て回っても良かったな…。
またの機会に。
さあ、スポレートに、帰りましょう。
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