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【レストラン情報】ヴェローナ・想い出のレストラン

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.99>

ヴェローナ(Verona)に行ったら、必ず行きたいレストランがあります。
今までも、ヴェローナ訪問時には、いつも訪れていたお店。
今回も、前日に予約を入れて、伺いました。

前回の訪問は、2001年。
イタリア料理修行を一旦終え、日本に帰国する前の事。
あれから、7年も経っていたのですが、お店は、同じ場所にあり、
そして、内装も変わらず、懐かしい雰囲気です。

ワクワクしながら、メニューから選んだヴェネト料理(La cucina Veneta)を頂きました。

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馬肉の前菜
(Insalata di carne di cavallo)

想像していたのと違い、少し燻製にした馬肉を割いたもの。
かなりのボリュームで、びっくり!

コンビーフのように繊維質が多いのですが、レモン果汁とオリーブオイルで、さっぱりと頂くことができて、完食。
う~ん、美味しいです。

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ビゴリ・鴨のラグー
(Bigoli con ragu` di anatra)

ビゴリは、専用器具トルキオ(Torchio)で作られるヴェネト地方の伝統的なロングパスタ。

「トルキオ」は「圧搾機」のことで、
オリーブの実や、葡萄用の圧搾機も、この名前で呼ばれています。

それぞれ、用途によって、形や大きさが違います。
ビゴリ(パスタ)専用のトルキオは、子供用の木馬のような感じ。

ハンドルの部分に、パスタ生地を入れて、ハンドルを回して、
グッグッグッと、押し出しながら作ります。

まだ、このビゴリ用トルキオを、実際に見た事がなく、写真がないのが残念ですが、また、見つけたら、ご紹介しますね。

この旅の初めに、ヴェネツィア(Venezia)でも、「いわしのビゴリ」を食べましたが、その時は、ちょっと納得がいかず、再度、注文!

この「鴨のビゴリ」は、とっても美味しくて、大満足です。


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「ヴェネツィア風仔牛のレバー・ポレンタ添え
(Fegato di vitello alla vaneziana con polenta)」

レバーは、玉ねぎと一緒に白ワインで煮込んだもの。
こちらも、この旅行で、どうしても食べたかったお料理のひとつです。
お腹いっぱいだと感じながらも、その美味しさにつられ、こちらも完食。
本当に、大満足の夕食でした!

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店内の様子

食事の後に、スタッフの方と、少しおしゃべり。
7年前にも来店した事や、ヴェローナ再訪時には、絶対伺いたかった旨等をお伝えしたら、その方曰く、ここ数年で、お料理&サービスのレベルが、さらに向上したそうで。

確かに、以前は、予約なしでも入店できたのに、今回は、前日に入ることが出来なくて、その時に、この日の予約を入れました。

店内も、お客さまで溢れていて、ウェイティング・カウンターで、一杯飲みながら待っている方々も、いらっしゃいました。
レベルが向上するのは嬉しいですが、さらに人気店になり、飛び入りでの食事は難しい印象を受けました。

最後に、サービスですよ…と、
ヴェローナ特産の食後酒レチョート(Recioto)を一杯頂いて、にっこり。
こういうサービス、とっても嬉しいです。
レストランの雰囲気を満喫しながら、食後の一杯を頂いていました。

また、ヴェローナを再訪したら、食べに来よう!と思いました。

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