湖畔の小さな町・カスティリィオーネ
<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.31>
ウンブリア州・トラジメーノ湖(Lago di Trasimeno)の湖畔の小さな町
カスティリィオーネ・ディ・ラーゴ(Castiglione di Lago)。
イタリアの内陸のウンブリア州の中心、
国内4番目の湖・トラジメーノ湖の西側にある、小さな小さな町です。
今回は、列車で、スポレート(Spoleto)からペルージャ(Perugia)へ。
ここから、中距離バスで、この街に入ることにしました。
中心街から5㎞程の距離に、列車の駅もありましたが、大きなスーツケースを持っているので、出来る限り「ドア・トゥー・ドア(Door to door)」。
駅の階段で苦労したり、タクシーがなかったりするといけないので、
中距離バスを利用して、できるだけ街の近くまで行くことにしました。
しかし!
今回は、この選択が、間違っていた…。
バスで到着してみると…。
目の前にそびえる丘、もしやこの丘の上が、街の中心?。
まっさか~っと思いつつ、バールで聞いてみると、
「Si !(そうよ!), Cento e` su` ! (中心街は、この上よ!)」
大階段を2回、登らなくては行けないそうで…。
う~ん、かなり大変そうです…。
悩んでても仕方がない。
ここまで来たら、登るべし!です。
ゼェ、ゼェ~、ハァ、ハァ~、息が上がり、しんどいぞ~。
こちらが登り切った場所からの眺め。
私が、愚問をしたバールがあるのが、この、目の前に伸びる大通りです。
だいぶ、登ってきたな~。
そして、ちょっと視線を横に移すと、そこに広がるのは、トラジメーノ湖。
う〜ん、登ってきた甲斐がありました。
こちらが、街の入口です。
滞在してから、分かったのですが…。
中心街 ⇔ 列車の駅間は、可愛らしい周遊ミニバス(小さなオレンジバス)が運行していました。
バス営業は、15:00台で終了!と言う、なんとも、のどかなもの。
でも、このミニバスを利用したほうがベター、街の中心まで行ってくれますよ。
さあ、もう少し、スーツケースを引いて、ホテルに向かいましょう!