レストランのまかない
<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.48>
ニーモさんと一緒に自家農園に行き、
新鮮な野菜 & 果物を持って、レストランに戻ってきました。
「もうすぐ、お昼のまかないだよ。食べて行きなさい!」っとシェフ。
時計を見ると、AM11時過ぎ。
わ~い、頂きます!
イタリアのレストランでは、お昼の営業前に、まかないを食べることも多いです。
私が働いていたトスカーナ州のレストラン&ホテルでも、営業前に食べてました。
食事の前に(Prima di pranzo)
「これ食べて待っててね」と、ニーモさんが出して下さったのは、
さっき、一緒に収獲したばかりのかき(Cachi)です。
柔らかい実に甘さたっぷりで、美味しい。
かぼちゃのリゾット
(Risotto alla zucca)
イタリアのかぼちゃは、日本の、甘いかぼちゃとは違って、にんじんに近い感じ。
たっぷりのパセリも食欲を沸かせます。
かじきまぐろのグリル
(Pesce spada alla griglia)
これは、シェフのお母様が、ささっと作られたお料理。
でも、火の通し具合、そして塩加減が抜群!
レモンとオリーブオイルでさっぱりと仕上げてあって、美味しいです。
イタリアのマンマ…、いやノンナ(Nonna:おばあちゃま)・パワーですね。
昼食後、列車に乗って、カラブリアの州都・レッジョ・ディ・カラーブリア(Reggio di Calabria)へ行くことを話したら、
「夕食には帰ってきなさい」と、シェフ。
まるで、カラブリアのお父さんのよう。
こうやって接して下さるレストランのシェフ、そしてスタッフの方々に、
本当に感謝していました。
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