ダ・エンツォでの最後の夕食
<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.55>
シエナ滞在4日間で、4度目の訪問。
最後の夕食も「リストランテ・ダ・エンツォ(Ristorante da ENZO)」に、食べに行きました。
「おう!肉を、食べに来たな。」っと、嬉しそうなエンツォ。
そして、奥様のソニアと、コックのフランチェスカも、笑顔で迎えてくれました。
テーブルに着き、ソニアを話をしていると、
「お肉の前に…」と、小さな前菜が、運ばれてきました。
ツナのライスサラダ
(Insalata di riso con tonno)
さっぱりとした味わいで、ぐぐっと食欲を湧かせる、まさに、スターター!
そして、ソニアが、「美味しいワインが残っているのよ」っと、持ってきてくれた赤ワインが、こちら。
テヌータ・ヴィタンツァ・ヴォラーレ
(Tenuta Vitanza VOLARE)
シエナから、30Km程南にあるワイナリー「テヌータ・ヴィタンツァ社」の赤ワイン。
ぶどうは、トスカーナ州の名品種サンジョヴェーゼ(Sangiovese)主体です。
う~ん、さすが、ソニアが薦めるだけあって、美味しいです!
ワインを頂きながら、お肉料理を待っていると…、来ました、来ました!
キアニーナ牛とポルチーニ茸のグリル
(Griglia di Chianina e Porcini)
うお~っ、めっちゃめっちゃ、良い香りです!
ワインの名産地でもあるトスカーナ州キャンティー地方。
ここのブランド牛「キアニーナ(Chianina)」。
フィレンツェ名物Tボーンステーキ(Bistecca fiorentina)は、
本来、このキアニーナ牛を使うのが、正式なもの。
でも、飼育数は、決して多くないので、高価。
なかなか食べれないんですよね~。
エンツォのお店でも、食材として扱っていましたが、食べるのは初めて。
しかも、ポルチーニも添えられています。
テンションが、上がりまくりです!
抜群の、お肉の柔らかさ。
噛めば噛むほど、肉の味わいが、じゅわ~っと口に中に広がって、
旨み、甘み、もう、何にも言えないです…。
美味しくて、嬉しくて、涙…。
お腹いっぱいだ~っと思っていたら、
最後に、「デザートを、ちょこっと食べる?」というソニアの言葉に、
「はい!」っと、言ってしまった私。
し、しまった…。
ここ、エンツォのお店で、何度も繰り返してしまう、デザートあるある。
デザート盛り合わせ
(Dolci misti)
ちょこっと、ちょこっとが、いっぱい、盛り盛りだ!
でも、やっぱり、美味しいんですよね。
ゆっくりと、全部、頂きました。
久しぶりのシエナ滞在で、ゆっくりと、エンツォと、奥様ソニアとも話すことができ、懐かしく、とっても嬉しかったです。
地球の裏側に、第二の故郷があるのって、すごく素敵で、幸せなことなんだな~っと、実感した4日間。
いつも温かく迎えて下さる皆さまに、本当に感謝です。
ありがとうございました!
そして、ご馳走様でした!!