中世の名残・有翼の獅子
<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.14>
ベルガモ(Bergamo)のチッタ・アルタ(Citta`Alta / Bergamo Alta)から、散策スタート。
前夜、訪れたヴェッキア広場(Piazza Vecchia)は、夜の雰囲気とは、
また、違う朝の景色が見れました。
朝焼けが、美しいです。
ヴェッキア広場(Piazza Vecchia)
中世の頃から、西欧の郵便の拠点として重要な町だったベルガモ。
様々な民族が支配したがるのは、拠点地の宿命。
15世紀以降、ヴェネツィア共和国の支配下となってから、やっと落ち着き、
発展していきました。
そして、ヴェッキア広場の壁に、入れ込まれた彫刻・ヴェネツィア共和国のシンボル「有翼の獅子」を発見。
ヴェネツィア共和国のシンボル「有翼の獅子」
(Leone di Venezia)
改めて、ヴェネツィア共和国の傘下にあったのだと、分かる名残の彫刻。
チッタ・アルタの街自体も、ヴェネツィアの、あの細道を彷彿させるところもあり、散策していると、「あれ、ここ、ヴェネツィア?」と思うようなことも、しばしば。
ヴェネツィア独特の迷路のような小道に入り込んでしまった感覚になりました。
そして、曲がりくねった小路の中で、迷子になってしまった私。
こういう時、私は、方向感覚がなくなり、見上げた空が、グルグル回るのですよね…。
「あ、いかん…」
偶然、通りかかった地元の方に、メイン通りまで連れてきてもらえて、
ホッとしました。
こんな迷路のような街も、ヴェネツィア支配の名残なのかなっと感じました。
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