【レストラン情報】サレルノの昼食は、熟成肉
<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.53>
アマルフィー海岸の東に位置するサレルノ(Salerno)。
到着日の昼食は、熟成肉を扱うレストランへ行きました。
予約はしていなかったのですが、開店直後ということで、無事、入店。
店内も、お洒落です。
うん、これは、期待できる店構えですね。
まずは、お料理。
旅も折り返しで、ちょっと疲れが溜まっていた時。
後半に向けて、気合を入れなおすために、お肉を2品を注文しました!
そして、グラスワインも注文。
ハウスワイン(赤)
お料理に合わせて、お薦めのハウスワインを、グラスで頂きます。
プーリア州&バジリカータ州と、ロゼワインをよく飲んでいたので、久しぶりの赤。
ミディアムボディ、果実味溢れていて、美味しいです。
牛肉のタルタル(Tarutaru di manzo)
前菜は、なかなか日本では食べられない、牛肉のタルタルにしました。
生の牛肉に、刻んだトマトと合わして、チーズソースが掛かっています。
この組み合わせ、美味しいに決まってます!
でも、もうちょっと、牛肉が多くても良いのにな…と思いながら、
モグモグと舌鼓を打つ私。
でも、この後の「メイン料理」で、その小さな不満は、あっという間に吹き飛ぶことに…。
牛肉(熟成30日)のタリアータ・ルッコラ&グラナチーズ添え
(Tagliata di manzo con rucola e grana : <frollata 30 giorni>)
見て下さい、このボリューム!
きっと、200~250gはあるのではないでしょうか。
メニューには、お肉が何グラムの表記がなかったので、
注文時に、スタッフさんに、お肉のボリュームを確認したのですが、
スタッフ「そんなに大きくないよ、このパンの2切れ分ぐらいかな…」
っと、指をさしたのが、こちらのパン達。
パン(Pane)
それぐらいなら…と、注文したのですが、お皿が運ばれてきた時、
「 うん? 話が違うぞ…。 かなり、大きいぞ…。」(私の心の声…)
思わず目を見開いて、凝視してしまいました。
食べきれるかなっとドキドキしていましたが、美味しいお肉は、
ちゃんと食べられちゃうんですよね … ♪
熟成牛肉のタリアータは、旨みが凝縮していて、噛みしめれば噛みしめるほど、口の中に、味わいが広がります。
うわ~、幸せだ…♪。
もちろん、パンも、美味しかったですよ。
最後は、デザート。
リコッタチーズと洋ナシのセミフレッド
(Semifreddo di ricotta e pere)
実は、この旅で、ここまで、あまりデザートを食べてこなかったのに、ふと気づいたんですよね。
たぶん、マテーラで食べたジェラートぐらいだったかと…。
気合を入れて、注文したこのセミフレッドが、本当に美味しかった!
上にのっている、キャラメル風味のカリカリ食感のパイ。
これまた、セミフレッドのアクセントになって、スプーンが進むんです。
このセミフレッド、一度、再現してみたいな…と、思いながら、しっかり味を楽しんでいました。
クレマ・ディ・リモンチェッロ(Crema di limoncello)
最後は、食後酒のクレマ・ディ・リモンチェッロ。
リモンチェッロに、ミルクが入っているタイプで、クリーミでまろやか。
女性も、飲みやすい食後酒です。
もちろん、アルコール度数は、それなりにあるので、ゆっくり、ゆっくり頂きました。
店内の貯蔵冷蔵庫
冷蔵庫には、出番を待っている真空パックで保存されているお肉に、
南イタリアでよく食べられているチーズ・カチョカヴァッロ(Caciocavallo)。
眺めているだけでも、嬉しくなりますね。
本当に、大満足の昼食でした。
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