リストランテ・ダ・エンツォ(シエナ)のお料理 in 2008
<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.103>
トスカーナ州シエナ(Siena)の「リストランテ・ダ・エンツォ(Ristorante da Enzo)」。
私の、最初の、イタリア料理修行のレストランです。
渡伊をした時は、可能な限り、ご挨拶に伺います。
そして、必ず、お料理を頂きます。
今回も、フルコースで頂きました。
まさに初夏の一品で、トマトの美味しさをダイレクトに感じることができ、味わいのバランスも、塩梅も抜群!
やっぱり、エンツォのお料理は、美味しくて、懐かしい~っ。
右奥から時計回りに、チーズ&洋梨、チーズ&トリュフ、チーズ&ポルチーニ、チーズ&りんご。
ひと口大のフランに、それぞれの味わい、風味があり、とても興味深く、そして美味。
元々、ピッツェリアからスタートした店を、リストランテまで、大きくしたしたエンツォ。ピッツァやフォカッチャを作るのも、お手の物です。
ビール酵母を使ったトマト味やくるみ、オリーブの実等が入ったパンが盛り沢山です。
エンツォのラビオリは、手のひらサイズの大型版。
修行時代も作っていたもので、季節にあわせて詰め物やソースが変わります。
イタリアのトマトは、まさに、旬!
本当に、美味しいな…。
こちらも、長年、人気の一皿。
「作り方は知っているよね?」っと、奥様のソニヤ。
「はい、もちろん!」
でも、食べるのは初めて、です。
味わうと、成程、成程…、人気なのがよく分ります。
最後は、「デザートの盛り合わせ」です。
シエナの銘菓・リッチャレッリ(Ricciarelli)から、チョコレートケーキ、フルーツのマリネ等々、ひとつのお皿に、ギュッギュッと美味しさが詰まっていました。
いつもながら、お腹いっぱいです。
2年前よりも、さらにお料理が洗練されて、より軽やかな味わいになった感じがしました。
まだまだエンツォのパワーは、底知れず。
私も頑張らなくては、っと励まされるお料理でした。
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いつもパワフルなエンツォ。
この夏も「シチリア・オリーブオイルのガラ 2008 in シエナ」を企画・主催されてました。
レストラン内には、シチリアのオリーブオイル、ガイドブックや説明書等々が展示されていて、もちろん、私にも4冊もの本と説明書を下さり、
「勉強を続けなさい」とエンツォ氏。
いつも、いつも、心配りして下さり、感謝、感謝です。
こういう専門的資料は、なかなか日本では手に入らないので、本当に役立つのですよね。
シチリアは、前年(2007年)に初訪問。
ゆっくり読んでみようと思いました。
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【レストラン情報】
☆Risotrante da Enzo (リストランテ・ダ・エンツォ)