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圧巻!サンタ・マリア・グローリオーサ・ディ・フラーリ教会
<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.12>
6月下旬のイタリアは、日没も遅くなり、夜9時でも、まだ明るくて。
このチャンスを逃してはいけない…と、旅の一日目の午後は、とにかく、
ひとつでも多くのヴェネツィアの教会&美術館を、見て廻ることにしました!
今、振り返って、全てを覚えているかと言われたら、数多く廻り過ぎて、
正直、どこがどんな感じだったか、思い出されないところも多々あり…。
それでも、特に、印象に残っているのは、こちらの2つ。
サンタ・マリア・グロリオーサ・ディ・フラーリ教会
(Basilica di S.M.Gloriosa dei Frari)
フラーリ教会は、1340年に造られ始めたゴシック様式のヴェネツィアを代表する教会のひとつです。
( 内部は、撮影禁止だったので、文章での説明となります )
赤レンガ造りの内部、これが素晴らしい!
一歩足を踏み入れて、圧倒的な勢いで目に飛び込んでくるのが、中央の聖歌隊席(Coro)。
そして、奥の主祭壇には、ルネッサンス最盛期ヴェネツィア派の代表的画家ティッツィアーノ(Tiziano Vecellio)の「聖母被天昇(Assunta)」。
主祭壇から見上げたところにあるクーポラのフレスコ画も。
教会と言えども、まるで美術館のようです。
その場に立っているだけで、鳥肌が立ってくる感じ。まさに、威風堂々。
スクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ
(Scuola Grande di San Rocco)
フラーリ教会のすぐ近くにあるサン・ロッコも、絵画美術館に匹敵する素晴らしさ。
ティッツィアーノの弟子で、こちらも、ルネッサンス期のヴェネツィア派の有名画家ティントレット(Tintoretto)の作品が沢山あり、壁画はもちろん、天井の絵画も素晴らしいんですよ。
イタリアの教会や美術館では、時々、少し大きめの手鏡を持っている人を見かけます。
最初は、なんで?っと、思っていたのですが、実は、これ、天井絵画を手鏡に映して、手元で鑑賞するために持っているんですよね。
確かに、ずーっと、天井を見上げて鑑賞していたら、首が痛くなるんです。
このサン・ロッコでは、鏡が何枚も用意されているので、私も、鏡を持って天井絵画を鑑賞。
なるほど…、手鏡、良いな…。
次回から、携帯必需品となりそうなアイテムです。
本当に?っと思われている方、是非、一度、手鏡に写した天井を見てみて下さいね。
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