緑溢れるスポレート & 大聖堂
<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.17>
中部イタリアの海に面していないウンブリア州(Umbria)。
州都は、ペルージャ(Perugia)。
緑溢れる地域で、ちょうど地理的に、イタリアの心臓部分(中心)にあり、
ハートが逆さになった州の形から、「イタリアの緑のハート(Cuore verde d'Italia)」とも、呼ばれています。
今回は、ペルージャから 50 ㎞ 南にある、スポレート(Spoleto)に滞在しました。
駅から、中心街までは、2 ㎞ 程。
まずは、バスに乗って、ホテルへ行き、荷物を置いて、早速、スポレートの町を散策です。
この街も、緑と花に溢れています。
香りが降ってくるとは、このこと。
歩きながら、花のアロマで癒されている感じです。
丘の上にある小さな町。
景色のよい場所も沢山ありました。
古代ローマ時代からある橋
(Ponte delle Torri)
12世紀に造られて、水道橋としての役割を果たしていたそうです。
この時は、手前に柵があり、通行止めになっていました。
城壁の外にも、緑が溢れ、目にも、心にも、優しい散策となりました。
そして、スポレートの大聖堂(Duomo)。
スポレートの大聖堂
(Duomo di Spoleto)
この坂道、趣がありますよね。
石畳を下がったところにある大聖堂。
工事中だった事もあり、中には入れず、塔も見えなかったのは残念ですが、
それでも、存在感は圧巻!
近づいていくと、特徴のひとつでもあるバラ窓が、美しいです。
フォザード(表玄関)は、3層からなり、それぞれ、増築、修復などを経ているので、様式もバラバラ。
それでも、しっかりと、美しくまとまっているのが素晴らしいです。
ちょうど、滞在中は、夏の音楽フェスティバル期間中。
広場には、舞台が設置されてました。
この大聖堂を見ながら、オペラやクラシックを聴くのも、素敵です。