カンピドーリオ広場への坂道
<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.68>
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂の裏にあるサンタ・マリア・イン・アラコエリ教会(Santa Maria in Aracoeli)。
こちらも見逃せません。
サンタ・マリア・イン・アラコエリ教会
(Santa Maria in Aracoeli)
写真・正面のレンガ色の教会は、7世紀に造られ、12~13世紀に改装後、
現在の姿となりました。
外見からは想像できない内装が素晴らしく、感動してしまった私。
天井画、フレスコ画、ステンドグラス…。
内部は、撮影禁止だったので、写真はありませんが、ここも小さな美術館。
是非、足を運んで頂きたい教会です。
サンタ・マリア・イン・アラコエリ教会の階段を下りると、右手に、
もうひとつ、なだらかな階段があります。
階段(La scala)
よく、ガイドブック等でも、紹介されている場所で、この先には、
有名な、カンピドーリオ広場(Piazza del Campidoglio)があります。
古代ローマ時代には、神殿があり、ローマ人が戦いに行く時、ここで皇帝が祈りをささげ、勝利して凱旋してきた時には、その報告をしたそうです。
その後、イタリア・ルネッサンスの巨匠・ミケランジェロによって設計された広場と周囲の建物は、現在、市庁舎、そしてカピトリーニ美術館として使われています。
カンピドーリオ広場(Piazza del Campidoglio)にある
マリウス・アウレリウス帝の像(La statua di Marius Aurelius)
こちらは、レプリカで、オリジナルは、カンピトリーニ美術館(Musei Capitolini)に、展示されています。
そして、イタリアを旅していると、時々、見かけるこちらの像。
ローマの象徴
「雌狼と双子(カピトリーノの雌狼:Lupa Capitolina)」
捨てられていた双子の幼子を自分の乳で育てた雌狼。
この双子の名前は、ロムルスと、レムス。
この兄弟のお兄ちゃん、ロムルスが、建国したのが、ここローマと言われています。
この像は、その伝説から造られたもので、ローマだけではなく、ローマと縁のある街々でも、レプリカを目にすることが、出来ます。
この写真も、ローマの街中にあるレプリカで、こちらもカピトリーニ美術館で、本物のブロンズ像を見ることが出来ます。
もちろん、この後、観に行きました。
その時の様子は、また後程…。
カンピトリーオ広場から見上げる、記念堂の裏側
さっき登っていた記念堂。
裏手からも、「4頭の馬に乗る女神像」が、青空に映えています。
広場から見える、フォロ・ロマーノ(Foro Romano)
広場からは、フォロ・ロマーノの全体像も、見ることが出来ます。
そして、奥には、コロッセオも覗いていて。
さあ、今から、フォロ・ロマーノ&パラティーノの丘(Palatino)に、
足を延ばします!