アマルフィの工芸品・手すきの紙
<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.62>
船の出発時間まで、アマルフィの街を散策。
その日の朝に見学したアマルフィ大聖堂(Cattedrale di Sant'Andrea / Duomo)。
夕方は、また違う陽ざしの下で、美しく、そして素晴らしい存在感で、
そこにありました。
アマルフィ大聖堂(Cattedrale di Sant'Andrea / Duomo)
朝の、大聖堂見学の様子は、下記noteで、まとめていますので、
是非、ご覧下さい。
朝は、まだ閉まっているお店が多く、静かだったメイン通りも、この時間には、観光客も多く歩かれてました。
ロレンツォ・ダマルフィ通り(Via Lorenzo d'Amalfi)
通りの両側には、レモン色のお店が多く、特産のレモン関係の商品を扱われています。
レモンがいっぱいのお土産屋(Negozio di Suovenir)
大きさ色々、ゴツゴツのフレッシュ・レモン(Limone fresco)
フレッシュ・オレンジ & フレッシュ・レモン
(Arancia fresca e Limone fresco)
これで、生搾りジュース、飲みたいですよね。
うん、絶対、美味しいはず!
アマルフィの土産・リモンチェッロ(Limoncello)
アマルフィの特産は、もうひとつあります。
アマルフィ工芸品の手すき紙(Carta a mano d'Amalfi)です。
アマルフィ工芸・手すき紙(Carta a mano di Amarfi)
海洋王国として栄えた中世の時代、交易を通じて、中国から伝えられたと言われている「紙すきの手法」。
渓谷から流れてくる豊かな水を利用して、12世紀に製紙業が盛んになりました。
中心街から1Km程、山側に行ったところに、博物館(Museo della Carta di Amalfi)もあります。
昔の製紙小屋のひとつを利用していて、製紙業の歴史、製法等々を見ることが出来ます。
もちろん、博物館まで行かなくても、メイン通りをよく見ると、アマルフィ紙を使ったカードや便箋、その他の紙製品を扱っているお店(Negozio di carte)もいくつかあります。
アマルフィ紙を使った可愛らしいお土産たち
(Souvenir della carta di Amarfi)
素敵なカードも沢山置いてありますよ。
手すきの紙には、よくよく見ると「Amalfi」の文字が透けて入っています。
「Amalfi」の透けた文字が入っている便箋、メモ用紙
手すき紙は、少し値段が張りますが、カードや便箋好きの方には、良いお土産になりますよね。
もちろん、工業的に造られている紙は、お手頃な価格で買えますよ。
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☆アマルフィ紙の博物館(Museo della Carta d'Amalfi)
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