見出し画像

コーニェでの、最後の夕食 ☆ 3度目の訪問です

<イタリア旅行記(2011年 ミラノ & アオスタ & ピエモンテ &ジェノヴァ )no,33>

コーニェ(Cogne)での最後の夕食。

まだ、胃痛の名残があったのですが、コーニェ滞在最後の日。
この一食も、逃すわけにはいきません。
強い決意が、ムクムク、ムクムクと、湧いてきます。

滞在一日目から通っているレストランへ、向かいます。
この日も、女性オーナーさんが、笑顔で迎えて下さり、席を用意してくれました。

胃腸が弱っている旨をお伝えしたら、コーニェの郷土料理のひとつ、
スープをお勧め頂いたので、注文することにしました。

スープは、オーブンで焼き上げる為、少し時間がかかるとのこと。
「できるまで、これを食べていて」っと、ハム盛り合わせを出してもらいました。

画像1
ハム盛り合わせ
(Prosciutto misto)

ハムをひと口頂くと、やっぱり、ひと口だけでも良いので、ワインが飲みたくなってしまい、グラスワインをお願いしました。
「じゃあこれ、好きなだけ、注いでね」っと、地元の白ワインを用意して下さいました。

画像3

ありがとうございます!
では、本当に、少しだけ…。
う~ん、香り高く、美味しいです。

そして、お料理が運ばれてきました。

画像2
キャベツのスープ・フォンティーナチーズのせ
(Zuppa di cavolo fiore con fontina)

キャベツのスープだけでも美味しいのに、地元のフォンティーナチーズを
たっぷりのせて、オーブンでしっかりと焼き上げてありました。

グラタンのようですが、スプーンですくうと、熱々スープが顔を出します。
まずは、ひと口。
うん、美味しい。
じわじわっと胃に沁み渡り、まさに、野菜の旨みたっぷり、滋味深い味わいです。

何日ぶりの食事…(いやいや、一日だけです)…ぐらいの感動。
美味しい、胃腸も喜んでいます。

とは言え、やはり、あの真夜中の激痛を思い出すと、ここで無理をしてはいけません。
残念ですが、今日は、このスープで充分、ここまでにしましょう。

コーニェ滞在中、大変お世話になった、こちらのレストラン。
また、是非、コーニェを訪れる時は、是非、再訪したいお店でした。
本当に、感謝です。
ありがとうございました。

お読み頂き、ありがとうございます。 サポート頂ければ、心強いです。