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ヨーロッパを、旅したブロンズ馬達
<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.7>
ヴェネツィア(Venezia)のサン・マルコ寺院内のガレッリア(Galleria)で、もうひとつ、どうしても見ておきたかったものがあります。
こちらです。
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※ ガレリア内は撮影禁止なので、絵葉書でのご紹介になります
ブロンズの4頭馬は、紀元前4~3世紀頃に、ギリシャで造られた、と言われています。
本当の馬と一緒の大きさ、もしかしたら、少し大きい位いですが、
今にも動き出しそうな姿で、4頭が並んでいると、かなりの迫力です。
この馬達に魅せられた権力者は、戦利品として国に持ち帰ることも多く、
ヨーロッパ内を点々とします。
ギリシャからローマ、コンスタンティノープル(現:イスタンブール)。
そして、第4回十字軍遠征の時に、このヴェネツィアに運ばれます。
その後、ナポレオンによって、フランス・パリへ持ち去られましたが、
ナポレオンの死後、このサン・マルコ寺院に還され、再び、ヴェネツィアの地を踏みました。
返還後、150年近く、サンマルコ寺院の正面に飾られていましたが、
鳩の糞害などが酷く、修復を機に、現在は、ガレリア内に展示されています。
ちなみに、今、寺院正面、外から観ることが出来る場所にある4頭馬は、
レプリカです。
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この 「4頭馬」 。
本で見て、私も魅せられてしまったんですよね。
今回の訪問で、絶対に見るんだ!っと思っていた作品のひとつ。
2000年の時を越え、ヨーロッパ各地を渡った馬達は、やはり凄い!
はぁ~、心打たれました。
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