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ワ―ママ達からの悩み事「子どもが勉強したがりません」~心と体と頭のお話

本日は前回の続き、働くお母さんたちが集うワーママプロジェクトさんに呼んでいただいた際にお話したことの続きです。
前回は、子どもの許容量以上の宿題が出た際にどうするか、というお話でした。今回は、子どもの勉強のモチベーションがわかない、どうしたものか、というお問い合わせに対しての回答です。


ママたちは子どもの勉強の何で悩んでいるの?


当日、ご参加の方々からの悩みは、
― 子どもが勉強をやる気がない
― 自主性がない
― 子どもが集中しない
― 勉強の習慣がないのでフォローが大変

というものでした。

どうしたらよい?

私は子どもたちがやる気になるのは、

「心」と「体」と「頭」の3つが満たされる

ことが大事だと考えます。

まず「心」が満たされていること。何か「自分はこれがやりたい」ということができて、満足している状態。我が家の子どもたちは野生派なので、ミジンコの額ほどの裏庭で泥いじりをしたり、水遊びをしたり、縄跳びなどをすると落ち着くようでした。雨の日は家の中でトランプをしたり、時間を決めて動画を見たり。心が満たされた後、頃合いを見てさぁ勉強しよう!というとなんとか乗ってくれます。
そう、この時間が取れれば良いけれど、そうでなければどうするか?
ですよね。それは改めて書きます。

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疲れていないかをチェック!

二点目、「体」が満たされていること。疲れていたら、勉強でも習い事でも力が入りません。子どものやる気がない、ダラダラしている、という時は体に疲れがたまっている時かもしれません。特にこの時期、休校期間が長かった子たちに、暑さや雨や新たなルール(密を避けよなど)が重なり、心身ともに相当な負担がいっていることと思います。ゆっくりお風呂に入り、早めに寝かせ、朝起きて宿題をしてみる、など少しリズムを変えてみると良さそうです。宿題が終わらない、という場合はぜひ前回の投稿もご覧ください。宿題を「調整」して思い切って2-3日連続で早めに寝かせてあげてみてください。

「納得がいくかどうか」が勉強をする秘訣

もっともお伝えしたいのはの3点目の「頭」について、です。これは2回に分けてお伝えします。
頭が満たされる、という言い方は不自然ですが、要は、子どもが勉強することについて「納得がいくかどうか」が勉強をする前に、もっとも大事だと私は考えます。

何のために勉強するの?

と子どもに聞かれたことはありますか?

それは、手元でしている勉強の先が見通せないから、よね。
何のためにこんなことしなきゃいけないの?って子どもたちは思っている。

それは、世の中に出たらどんな仕事があるのか?が見えていないから生じる質問だと思います。
将来と今やっていることのつながりが見えたら、今やっている勉強が有用で、さらに素敵に思えるのではないか、と思うのです。

次回は「どうしたら今やっている勉強が素敵に思えるのか」について書きます。



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Aska
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