Aska

海外の投資家と仕事をしながら、50,000人の子どもたちに授業を届けてきた(社)アルバ・エデュを運営。公教育に「話す力」を取り戻す活動です。2022年度は12自治体にプログラムを導入うち9自治体で効果測定中。『すべての子どもに話す力を』を上梓しました!人を笑顔にするのが好きです。

Aska

海外の投資家と仕事をしながら、50,000人の子どもたちに授業を届けてきた(社)アルバ・エデュを運営。公教育に「話す力」を取り戻す活動です。2022年度は12自治体にプログラムを導入うち9自治体で効果測定中。『すべての子どもに話す力を』を上梓しました!人を笑顔にするのが好きです。

最近の記事

中学生がSDGsについてプレゼンするのをサポートしました

本日は、SDGsの発表を控える中学生たちに、そのプレゼンテーションのブラッシュアップをしに2コマの授業に伺いました。 ポイントは、企業研修や経営者研修で大人にお話するのとまったく同じ。 イイタイコトはなにか?ストーリーは自然か?きちんと調べられているのか?なぜあなたがその話をするのか? イイタイコトはなにか?どんな授業でも研修でも、「最初に10倍速でプレゼンしようと思っている内容をぜーんぶ説明して!」と伝えます。 その上で、「で、ここで一番イイタイコトはなに?」と聞きます。

    • 百万通りのイイタイコト! ~小学校1年生に授業しました

      コロナで軒並みなくなってしまって以来、半年ぶりの小学校向け出前授業。 初回は1年生、5クラス142人! いやぁぁぁかわいかったです。 自分のイイタイコトを見つける アルバ・エデュの授業は、 「話すちからを高めるためのアクティブラーニング」 なのですが、 この授業の1丁目1番地は、 「自分がイイタイコトは何か」を見つけるというものです。 「プレゼンの授業」というと、 大きな声を出すための授業ですか? とか、 議論で負けないようにするための授業ですか? と聞かれます。 まぁ

      • オンライン就活が激増する中で変わること変わらないこと(2)~世の中変えられると思えなくてプレゼンなんかできないっていう話

        私は園児から学生まで授業をする仕事をしています。 今年で5年目となる大学での前期の講義が終わったので、ふりかえりを書いています。 「世界は意外と変わっている」 一般的なプレゼンも、就活もそう。 最初の第一歩は「世の中は変えられると気付くことだ」と私は伝えています。 「自己効力感」と言いかえることもできるでしょう。 今年の授業も、世の中がどれだけ変わって来たか?をみんなにクイズを出しながら気付いてもらうところから始まりました。 メディアは不幸なニュースに偏りがちだけど、実は世

        • オンライン就活が激増する中で変わること変わらないこと(1)

          ここ5年ほど授業に伺っている大学での講義。前期の授業が一昨日、終わりました。 「就活寄り」になった今年の授業まだ一度も大学に行かれていない学生たち。小中高はもう正常化しているのにね。 なぜ大学生だけがオンラインなんだろう? どう思う? 疑問を投げかけながら学生たちとの授業が始まりました。 例年、「プレゼン演習」というお題で、就活前の学生たちに、就活時でも役に立つような授業、を行っています。ただ、就活予備校化している昨今の大学のあり方には疑問を持っているので、小手先のノウハ

        • 中学生がSDGsについてプレゼンするのをサポートしました

        • 百万通りのイイタイコト! ~小学校1年生に授業しました

        • オンライン就活が激増する中で変わること変わらないこと(2)~世の中変えられると思えなくてプレゼンなんかできないっていう話

        • オンライン就活が激増する中で変わること変わらないこと(1)

          コロナ下でも、どうしても「体験」が大事だと思う理由

          私は今、危惧していることがあります。 それは、子どもたちの各種行事が中止になっていることです。運動会も、遠足も、社会科見学も、学芸会も、中学生の職場体験も修学旅行も中止になりました。 もちろん、休校によって算国理社の進みが遅れたのも残念ではあります。 でも、私はこれらの行事がなくなることの方がもっともっとずっと影響が大きいのではと心配しています。 体験することがなぜ大切なのか?体験を通じて得られるものをまとめると下記のようになるかと思います。 その1 「非日常」による

          コロナ下でも、どうしても「体験」が大事だと思う理由

          ヤバい!忘れた!が子どもの自立の第一歩?!

          「宿題をどうこなす?」「子どもが勉強好きになるには?」など4回にわたって続けてきた、ワーママ向けイベント登壇ご報告。 最終回となる今回は、「子どもの自立」について書いてみます。 育児の最終目標は「子の自立」育児って果てしないですよね。特に幼少期の手がかかる時期は、いったいこれがいつまで続くんだろう、って気が遠くなるものです。 でも気付いたら、子どもって手を離れているんですね。日々の連続の中で、はっきりとは線を引けないのですが、ある時ふと 「あれ?私、いらない?」 っていう、

          ヤバい!忘れた!が子どもの自立の第一歩?!

          勉強好きになるための秘訣 ~その2 好きを見つける!

          子どもの頃に何かにはまった経験はお持ちでしょうか? 前回、勉強好きになるための秘訣の一つは、世の中のぶっ飛んだ大人の仕事についてを知り、そこから今の勉強に関係のある要素を逆算してみる、というお話をしました。お子さんが勉強好きになるための秘訣、第2回めは「好きを見つける!」について書いてみます。保護者向けイベントでお話したことの続きです。 子どもの頃にはまっていたもの ご自身が虫捕りや切手の収集、少女漫画に夢中になった、あるいはお子さんがライダーものに夢中なんていうご家庭も

          勉強好きになるための秘訣 ~その2 好きを見つける!

          ワーママ達と考えた「子どもは勉強スキになる?」~その1 キャリア教育のススメ

          子どもが勉強したくなるにはどうしたら良いもの? 今回もワーママイベント登壇のお話の続きです。 「なぜ勉強?」は大人に説明責任あり! なぜ勉強しなくてはいけないの?と辛そうな顔をされたり、 子どもが勉強に身が入らないのを横で見るのは苦痛ですよね。 お子さんも苦痛なはず。それは、何が目的かわからないものを無理やりやらされている感じがするからなんだと思います。 マラソン大会で、この先何キロ走らないといけないのか、ゴールがどこなのかかが分からなかったら、走るのは辛いですよね

          ワーママ達と考えた「子どもは勉強スキになる?」~その1 キャリア教育のススメ

          ワ―ママ達からの悩み事「子どもが勉強したがりません」~心と体と頭のお話

          本日は前回の続き、働くお母さんたちが集うワーママプロジェクトさんに呼んでいただいた際にお話したことの続きです。 前回は、子どもの許容量以上の宿題が出た際にどうするか、というお話でした。今回は、子どもの勉強のモチベーションがわかない、どうしたものか、というお問い合わせに対しての回答です。 ママたちは子どもの勉強の何で悩んでいるの? 当日、ご参加の方々からの悩みは、 ― 子どもが勉強をやる気がない ― 自主性がない ― 子どもが集中しない ― 勉強の習慣がないのでフォローが大

          ワ―ママ達からの悩み事「子どもが勉強したがりません」~心と体と頭のお話

          家庭学習がこれ以上増えたら無理ゲーだから、先生と話してみると良いかもとイベントでお話した件

          先日、パワーママプロジェクトさんが主催するトークイベントに呼んでいただき、『withコロナで必要な、家庭学習の選択肢とは?』、というお題でお話しました。 会社から帰ってきて疲れていて、でもなんとか限られた時間で我が子に向き合いたい!というワーママたちの思いがヒシヒシと伝わってきました。 話した内容をまとめると、以下3点になります。 1.小学生のゴールは、「一生学ぶのが好きになる」こと そこから逸脱するような量の宿題は、先生と話し合うべし! 2.知らない仕事は夢見られない、

          家庭学習がこれ以上増えたら無理ゲーだから、先生と話してみると良いかもとイベントでお話した件

          NHKラジオ「三宅民夫のマイあさ! 8時台」に出たお話!

          全国でオンラインホームルームが実施されるように、「オンラインホームルーム推進の会」を立ち上げ、たくさんの保護者の方、先生方、自治体の方々と情報交換をしてまいりました。その取り組みがNHKラジオのディレクターに注目され、ご連絡をいただき、ラジオに出演してしまった、というお話です。 スタッフが文字起こししてくれたので(すごいスピードでびっくり!)、恥ずかしいのですが、こちらに載せます!<br> オンラインホームルーム推進の活動紹介 三宅さん: 学校に欠かせなくなりつつある、

          NHKラジオ「三宅民夫のマイあさ! 8時台」に出たお話!

          「ZOOMのチャットを禁止して」と言われても、オンラインおうち学校がチャットをオンにしつづける理由

          私が運営するアルバ・エデュが、全国一斉休校になった3月2日から、オンラインで専門家の授業を届けるという「オンラインおうち学校」を開始してはや3カ月がたちました。 ご登壇いただく先生方は、その道のプロの方々で、大変お忙しい中、私たちの熱いラブコールにこたえて登壇してくださいました。 この場を借りて御礼申し上げます。 ●トラブル各種 さて、それはそれは開始当初からいろいろなトラブルが起きました。 受講申し込みしてくれた子どもが入れない、音声が聞こえない、IDとPWが届かないな

          「ZOOMのチャットを禁止して」と言われても、オンラインおうち学校がチャットをオンにしつづける理由

          この国が「ボトムアップでは変わらない」と気付いてからの日々

          私は今、文部科学省の課長にお目にかかっている。5月11日にYouTubeでも配信された「学校の情報環境整備に関する説明会」で「今はですね、前代未聞の非常時です。緊急時です。」「えっ、この非常時にさえICTを使わないのはなぜ?」と熱弁をふるわれた髙谷浩樹氏(文部科学省・初等中等教育局情報教育・外国語教育課長)に会いに来たのだ。 この緊急時に、私たちがまず始めたことCOVID-19の影響で、3月2日から一斉休校を政府が要請する、と決まったのが2月28日。私たちはこの非常時対応と

          この国が「ボトムアップでは変わらない」と気付いてからの日々

          オンラインおうち学校 ~NHK放映!なんと宇宙飛行士の山崎直子さん登場

          放映は1週間延びましたが、4/9 (木)はNHKの「ひるまえほっと」でアルバ・エデュのオンラインおうち学校が放映されます!11:30am~くらいかと思います! さらに4月からの継続も決まり、こんな素晴らしい先生方にご登壇いただくことが決まりました! と書いている間にもう売り切れも出てしまったとのこと。 ・宇宙飛行士の山崎直子先生 ・漫画家のしりあがり寿先生 ・Yahoo! CSO/慶応大学SFC教授 安宅和人先生 ・Vtuber仕掛け人 二宮明仁先生 お申し込みはこちらか

          オンラインおうち学校 ~NHK放映!なんと宇宙飛行士の山崎直子さん登場

          オンライン授業での気付き(0)~ZOOM受講者への事前案内

          オンラインおうち学校を開校しているアルバ・エデュの竹内です。 早速、noteを読んでくださった方などから、受講者への事前連絡はどうしているのか、というお問い合わせを複数いただいたので、 受講者へのご連絡の際にアルバ・エデュが使っている案内文をこちらにシェアします。 ★受講者のみなさまへ★ 【事前準備】①通信アプリ ZOOM のダウンロード 授業はパソコン・スマートフォン等でZOOMを利用します。Wi-Fi環境または有線LAN環境での受講を推奨します。 ZOOMのダウンロード

          オンライン授業での気付き(0)~ZOOM受講者への事前案内

          オンライン授業での気付き(6)オンライン授業は現代版「寺子屋」だった

          私が運営する(一社)アルバ・エデュは、平時は学校にアクティブラーニングの授業に訪れる団体ですが、一斉休校に合わせて3月2日(月)から「オンラインおうち学校」を開講し、全国の子どもたちに向けて各界の第一人者の先生方にお願いしてZOOM上で授業をご提供してきました。 新鮮だったのは、その先生方の授業が科目の枠にはまらなかったこと、実学が教えられていたこと、学年も関係なかったこと。これは現代版の寺子屋なんだな、ということがわかったのです。 「科目」「学年」には収まらなかった!今

          オンライン授業での気付き(6)オンライン授業は現代版「寺子屋」だった