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6/26 佐渡金山ヒルクライム インサイドレポート

■コンディション

体重54.8kg CTL139 TSB+14

大会当日の朝にして体重がU55kgというのは、近年の当社実績としてはかなり頑張った。体重面では納得いく調整となった。

最軽量の値は金曜日の夜に52.7kg。

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減量の後は糖質補給。レースに向けた糖質補給としては、1時間以内のレースなので、昨日のお昼から今日のお昼までの24時間で糖質を増やせば、必要なグリコーゲンを溜められるという想定。
朝のフェリーの中や、会場への移動途中の車中で和菓子、パン、スイーツを適宜モグモグしながらローディングした。

腰の方は、張りがやはり取れなかった。レース本番でどこまで持ちこたえられるか。

■目標

・総合優勝

久しぶりに獲得標高1000mを超える本格的なヒルクライムにチャレンジする。期待と不安が入り混じるが、この世界に戻って来たなという気持ちが大きい。

ローカルな大会だが、県内の有力クライマーは顔を揃えており上位は接戦が予想された。
中でも自称変態クライマーのシノブさんは、体重を45kg台まで絞り切る偉業を成し遂げ、本大会の大本命選手。シノブさんに着いていければ優勝が見える、そうずっと考えていた。

シノブさんの他にも、新潟県チャンプのりゅーじ。調子が悪いとは言っているが、三味線を弾かせたら一流だし、そもそものベースフィジカルが高いので必ず上位に絡むだろう。
また、50歳台にして弥彦だいろを18分ではしるサトジュンさんも実力十分。
あと不気味なのがチャリダー坂バカ男子部の渡辺さん。自転車競技を始めて2ヶ月とはいえ、Vo2MAXは階段レースで世界をまたに掛けることから桁違いに高いはずで、まさにフィジカルモンスター。下肢の筋力も専門競技の階段登りで十分すぎる能力。ヒルクライムはテクニックよりフィジカルが重要だけに、一発があるんじゃないかと思っていた。

そんなメンバーの中で、総合優勝を狙う。

■機材

---BIKE---
バイク:YONEX CARBONEX HR
ホイール:フロント EDGE45rim リア LightWeight 
タイヤ:corsaspeed 23c 8bar
ギア:フロント34 リア11-25
プーリー:REDEAビッグプーリーC35
グリップ:YONEX ウェットタッキーグリップ
チェーンルブ:EXLUB
車体重量:5.7kg

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ホイールは直前までGOKISOと悩んだ。ミックスする方法も検討。
最終的には、勾配が急なことから軽量性を重要視した。

タイヤはcorsaspeed。
タイヤの空気圧は、ヒルクライムではカチンコチンの10barとすることが多かったが、近年の流れは跳ねると進まないというのが通説なので、100歩譲って8barに。それでもりゅーじに高いと言われたが。

ギアはホイールと同様に結構悩んだ。
まずはフロント。ダブルかシングルか。下りがあるのでダブルにしないとロスする可能性があるなと。ただコーナーが連続するのでそこまで踏む感じでは無いと判断してフロントはシングル34Tで。
リアは、フロントをシングルにする面でトップに11Tは必要だろうと。ロー側は、下りを除いた平均勾配が10%ぐらいなので25Tがあればなんとかなるだろうと。ところが、これが大誤算だった。。

バーテープは、YONEX ウェットタッキーグリップ。超軽量でグリップもそこら辺の自転車バーテープとは比較にならない。ヒルクライマーには特にオススメしたい。

---WEAR---
ヘルメット:KASK valegro
ソックス:ONYONE 腱力ソックス
インソール:田村義肢カスタムインソール
アイウェア:Rudy project defender tuning by eyecue

■コース

相川を起点とする大佐渡スカイラインを海から山頂まで駆け上がるコース。
・距離 14.64km
・平均勾配 6.4%(下りを含む)
・標高差 938m(獲得標高は下り分がさらにプラスされる)

コース

平均勾配だけ見ると大したことは無いが、下りを含んだ値であり、実際の平均勾配は10%ほど。
国内でも屈指の急坂コースだ。しかし、実際は想像以上の激坂ということをレースで思い知らされる。

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