【告知】アンソロジー同人誌『サイバーパンクマガジン アイアイエー』第3号(仮)の寄稿者募集
概要
2023年5月に創刊したアンソロジー同人誌、『サイバーパンクマガジン アイアイエー』の第3号の制作、編集方針について紹介します。時期的な目標としては12/29~30の冬コミに間に合うように完成、印刷、頒布することを目指しています。
この記事は寄稿してもらいたい方、寄稿を検討している方にミスマッチの少ない状態で原稿の制作に取り組んでもらえるよう、ビジョンや活動の内容を説明することを主眼として執筆しました。
お詫び
1月にもほぼ同様の内容の仮告知を出したものの、諸事情により実現できませんでした。申し訳ありません。今回は既に冬コミに申し込んであるので、出展料を無駄にしないためにも必ず完成させたいと考えています。
なお、寄稿物に求めるコンセプトなどは前回の仮告知と概ね同内容です。
第1号、第2号について
第1号では特にテーマを定めず、タイトルから連想されそうな内容の原稿を募集し、『AI子天皇』などの素晴らしい作品を寄稿していただきました。形式面では、漫画や小説の比重が大きかったです。
第2号では『「古き良き」画像生成AI』というテーマで画像生成AIに関する批評を中心に募集しました。トランプ/んぷとらさんから素晴らしい批評を寄稿していただけました。ただ、内容が専門化しすぎた結果あまり多くの寄稿者や購入者を集めることができませんでした。
以下はkindle版のリンクです
第3号のコンセプト
第3号では、「実在しない何かに関するレビュー」をテーマにして原稿を募集します。
実在しない本に関する書評でもいいし、実在しない飲食店や風俗店のレビューでもいいし、架空の形式のメディアのコンテンツに関するレビューでもいいです。
形式はふつうに文章でレビューを書いてもいいし、レポ漫画やイラストでもいいし、同人誌として印刷できるものであれば基本的に自由です。挿絵や図表なども好きなように入れてください。
スタニスワフ・レムの『完全な真空』に着想を得ていますが、色々な寄稿者が色々な架空のものをレビューしてくれることを望みます。
刊行の目的
そもそもアラスカ4世は元々AI技術や美術批評などの専門家とかではないので、今回は同人作家としての本分に立ち返り、面白くて間口の限定されすぎない本を作りたいと考えています。
『アイアイエー』は元々AIなどの新技術を用いた実験的、前衛的な表現と思想を模索する雑誌なので、SF的な内容のものは特に歓迎しますが、寄稿者様各位が面白いと思う内容であれば、それ以外の内容のものも大歓迎です。
新しい技術や魔法などの実在しない技術を用いた対象に関するレビューや、架空の時代や社会などで書かれたという設定のレビューも歓迎します。
発表形式(仮)
A5サイズ、右開き、白黒印刷の雑誌をオンデマンドで印刷し、12月29~30日ののコミックマーケット105で頒布します。これ以外にもkindleでの電子版の公開や、2025年2月のCOMITIA151での頒布も行う予定です。
寄稿者の募集
基本的には私が作者の皆様に声を掛けて寄稿者をスカウトしていく方法を採用していますが、この記事を読んだ皆様の応募もお待ちしています。私のTwitterアカウント(https://twitter.com/alaskanbookmark)に"【アイアイエー寄稿希望】"という文言から始まるDMを送ってください。
応募の場合には合同誌にマッチした内容の作品を作る能力と意思がありそうかどうかなどを評価する選考プロセスを実施し、寄稿をお断りさせていただく場合があります。ご了承下さい。
募集要項
以下の内容は暫定的なものなので、変更する可能性があります。
形式
・A5サイズの紙に印刷可能な文章または画像(漫画を含む)
・2~12ページ程度の長さを推奨します
・原則的に縦書き、右開きで制作します。
・締切は12月29~30日のコミックマーケット105への出展を想定し、12/1ごろを予定しています
・「実在しない何かに関するレビュー」であること。実在する何かに関するレビューや、実在する物事を明確にモデルにした何かに関するレビューはお題の対象外です。
・日本国の法律に抵触しない作品にしてください。法的なリスクを負ったり、他の寄稿者にリスクを負わせたりしたくないので。
前号からの変更点
・今回は原則的に本文をカラーではなく白黒で印刷する方針です。カラーでの寄稿を希望する場合は相談に応じます。疑問点があればTwitterのDMか編集部のDiscord(招待制)で質問してください。
・今回はお題に沿った原稿を募集します。
アイアイエー編集部は、多くの人を巻き込みつつ刻々と変化していく社会情勢や表現のトレンドなどに合わせて、価値のあるコンテンツや表現の場を提供し続けていきたいと考えています。よろしくお願いします。
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