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劇団A・P・B・Tokyo 2022 ”時代はサーカスの象にのって” 作 寺山修司 演出 高野美由紀 12月7日〜11日 公演カタログ8日PM5時より無料ダウンロード!


12月8日PM5-13日PM5時まで、無料でダウンロードできます。

劇団☆A・P・B-Tokyo    時代はサーカスの象にのって  

 見よ!  上はなし、下はなし、身を投げよ、なんじ軽快なるもの、おちこちに、前に後ろに、うたえ、もはや語ることをなすな!   
        
作    寺山修司
演出   高野美由紀
画  智内兄助             
 
2022.12.7(Wed) ~ 11(Sun)
劇場  新宿村LIVE
開演  7(水)19:00 8(木)19:00 9(金) 14:00/19:00 10(土)13:00/18:00  11(日)13:00
前売り¥5.000 学生¥3.500 当日券¥6.000 (共に全席指定)

 出演者          
少年 ・・・ 高野美由紀 
日本人 ・・・ マメ山田
少女 ・・・ 上村美保子
ソバカス ・・・ 乾らいむ
ラクモ ・・・ 黛凛太郎
白エリ ・・・ 田沼未帆
半ズボン ・・・ 吉田芽生
吃りの少年 ・・・ 渡口和志
アメフト選手 ・・・ 樋口裕司
サイケな女1 ・・・ 今泉彩良
サイケな女2 ・・・ 浅田瑠璃佳
出前持ち四郎 ・・・ 来栖隆文
女教師 ・・・ 馬場ローア    
ジーンハーロウ ・・・ Maico Tsubaki     
腰抜けの父 ・・・ たんぽぽおさむ
犯罪者 ・・・ 萩原朔美(7日/8日/9日)/ 津田卓也(10日/11日)
SAX奏者 ・・・ 真部健一 
ギター弾き語り ・・・ ミカカ(7日/8日/9日)/ 久保モリソン(10日/11日)
アメリカよ ・・・ 浅野伸幸          他

スタッフ
   
作・寺山修司
演出・高野美由紀
画・智内兄助
照明・大野桃子
音響・滝沢直紀
音楽・高木尋士 / 三木健
撮影・横木安良夫/亀井よしのり
ヘアメイク・一山あい子/染川敬子/佐野美穂子
美術デザイン・浅野伸幸    
振付・高野美由紀
舞台監督・森脇洋平     

主催・制作  一般社団法人A・P・B Factory    

協力  ARTS for the future! 2・寺山ワールド・吉本興業ホールデイングス(株)Showtitle・(株)ワイスター・
(株)紀和美建・(株)FIP・兼松奈美・高田克恵・矢内有紗・伊東真結子・野呂エリカ他
 
        
1999年12月、僕はひとり、JFK国際空港に降りたった。
右も左もわからないNew York。憧れのアメリカに。
Brooklyn Bridgeを渡ると、そこは憧れの摩天楼が広がるマンハッタンだった。
52番街、タイムズスクエア、エンパイアステートビル、ニューヨーク近代美術館、
ブロードウェイ、自由の女神、ロックフェラーセンター、セントラルパーク・・・
ダコダハウスの前に立ち尽くし、ジョンレノンのイマジンの碑に哀悼を捧げる。

あの頃、アメリカは活気が漲り、すべての時間が早巻きに進んでいった。
街中に佇んでいると、時代が足早に過ぎてゆくのに気が付いた。
僕は独りぼっちだ・・・この街では、たったの、独りぼっちだった。

憧れの摩天楼は圧倒的な破壊力で、僕の心を壊してゆく。
憧れ・・・?
なぜ、憧れた街にのまれてゆくのか・・・
その時、僕には、理解ができなかった。
ブロードウェイでは華やかなショウ、
指をくわえて見ていたのは、劇場に横付けされた白いリムジンから降りたったあの有名なMadonna。

憧れと絶望が、僕の目の前に拡がった。
日本人であることの誇りと、失意と・・・

今世界はSNSで繋がっている。
だが、本当の心の中は、そう簡単には繋がってはくれない。
この時代が、一体どこに向かおうとしているのか?
アメリカで僕はよく口ずさんだ歌がある。

それは間違い? それとも間違いじゃない?
誰かのエゴがみえる 誰かにエゴをみせたくはない
それは正しい? それとも正しくはない?
ひとりには決してさせない  ひとりにはいつもなりたくはない

今回この公演で出会った出演者・スタッフ・関係者の方々には心から感謝しています。
新生APB-Tokyo「時代はサーカスの象にのって」間もなく  ― 開演 ―   主宰・浅野伸幸

劇団☆A・P・B-Tokyo
https://www.apbtokyo.com

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