目の前の課題を解決することと、手に入れたい未来を創ることは全くの別物。
「人間は自由の刑に処せられている」(サルトル) 将来に関するあらゆる選択肢の中から自由に選んでいい、やりたいことをやりなさい、と中学生くらいの子供たちが言われても、選択の結果がすべて自分の責任として圧し掛かってくると思うと、彼らにとってはかえって重荷でしかないのかもしれない。
「自分のことを知らない人にとっても信頼に足る人間であること」(大谷翔平、「生きるうえで大切にしていることは?」という問いに対して)
何にでもなれる自由な状態でいるために、何者でもない人であり続ける。