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歩かない方がいい街【パリ10区】
パリ生活はあっという間に一週間が過ぎました。
それまでの短期滞在では、パリの西側16区と左岸の5区のアパートを借りていましたが今は2軒ともパリ東側に位置しています。
行動範囲は変わらなくても使う路線が変わると面白い発見や新しい経験が増えてきます。
メトロ4号線、逆方向の電車に乗る
先日、Meauxの朝市からの帰り、パリ東駅からサン=シュルピス教会近くのお気に入りcafeに行こうとメトロ4号線に乗る。
東駅があるパリ10区は、北に向かうと日本人が思うパリとは違う街があります。
雰囲気が変わる…少し強い言葉を使うと「異様な空気」が漂う街があります。
恐怖や危険と言うより「形容し難い空気感」の街
それまでパリ東駅から4号線で左岸のOdéon駅まで移動したことがなかったので気づかなかった。
そもそもパリ東駅を利用するのはここに暮らすようになってから。
2駅進むと逆方向に乗ったことに気づいた。
「Château Rouge(シャトー・ルージュ駅)」
そのまま反対側のホームに移動すれば良いものの、好奇心に負けて街に出てみる。
アラブ系や黒人、チャイナ…移民の方々が多く暮らす街。
暴力的な危険はない。(昼間の時間は)
商店街は人が溢れ、パリとは思えないほど物価も安く、アラビックなレストランや不思議な食材の店舗が並ぶ。
面白いといえば面白いのですが、はっきりと言えることは
「女性が1人で歩かない方がいい街」
「夜間は何があっても滞在しない方がいい街」
形容し難い空気と緊張感の中ですぐさまメトロに乗り込み、Odéonへ
マスク着用率も低かったように感じました。
正直、これがなかったら面白がってもう少し歩いたかもしれない。
この街がパリではないと言いたいのではありません。
ファッション雑誌のようなパリだけではないパリがある。
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