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エスカレーターやエレベーターの設備がない、バリアフリーとはとても言えないパリのメトロは、高齢者やベビーカーには不向きなのでバスを利用されます。

網の目のメトロよりさらに細かい路線のバスですが、乗り慣れるとまるで観光バスのルートのような素晴らしいパリの景色を車窓からしかも格安で楽しめます。

navigoがあればメトロもバスも乗り放題です。


バスの乗り方

まずは、Citymapperで乗車するバスの番号と下車するバス停名を確認します。

バス停にはバスの番号が表示されていますが、バス停の路線図から進行方向を確認します。

▼72番バス バス停

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▼路線図 現在地と進行方向

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バスにも番号が書かれていますので、進行方向を間違えなければ安心です。

同じバス停を複数の路線のバスが停車しますので利用するバスが近づいたら手を挙げて合図をします。

車内の入り口にメトロと同じ丸い紫がありますので、交通ICカードnavigoをタッチします。

Citymapperは、リアルな現在地を示し、目的地に指定したバス停が近づくと「もうすぐ降りるよ」とお知らせが画面に表示されます。

パリのバスは、日曜日は運休や運行減少があります。


バスの降り方

日本のバスと同じでブザーを押して降車を知らせます。
ARRET DEMANDEのランプが点灯していれば次のバス停に止まります。

特別な事がない限り、後方のドアから降ります。
メトロと同じで降車の時はnavigoのタッチの必要はありません。


特別な事

2019年12月の大ストライキでは、バスが終点まで運行せず、途中で降ろされることが何度かありました、その時は前方のドアから降りました。

と言うより、車内乗車率1000%で身動きできない状態でした。

それでもパリのみなさんが怒る場面を見たことがありませんでした。

むしろ、「乗せてくれてありがとう」「(目的地まで)運んでくれてありがとう」と運転手さんにお礼を言う姿に感動しました。


いきなり途中下車


パリ中が混乱したストライキ中ではなくても、路線通りに運行せずに途中で降ろされることが何度かあります。

「今日はここで運転終わり」

恐らくフランス語でそんな感じで運転手さんがアナウンスをしているのでしょう。
そして、車内の電気が消されます(笑)

フランス人の乗客は、特に驚きもせずにみなさん静かに下車します。

フランス語が分からずに座っているとパリの人たちが親切に英語で「今日はここで終わりだから降りるのよ」と教えてくれます。

Citymapperから現在地からの移動方法を探します。

パリだからそんなものだ。


これまでの経験で学んだ「女性1人海外旅行に必要な準備」

●チケットやホテルなどの予約方法
●持ち物、服装について
●注意点について


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