“考えない練習”って結構大切なのよ
はろはろーあるです。
今日は考えすぎる人にちょっとしたおはなし。
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”考えない練習”って、考えてみたことありますか?(盛大な矛盾)
今朝、このつぶやきでも書いたんですが言語化が得意な人って悩みを自分で深めてしまいがちなんですよ。
理由としてはいろいろあるんですが、
・嫌な状況を頭の中でより明確に具体化できてしまうため、想像してダメージを受ける
・こうなったら嫌だな、困るなという未来を無数に想像できてしまう
・相手の気持ちや自分が置かれている環境など、自分以外の要素についても想像ができてしまうため、想像を膨らませて落ち込む
などなど…
さて、ではそんなあなたがどうすれば楽になれるかというのが今日のテーマです。
考えすぎて苦しくなるなら、考えなければいいんです。
あーらなんて簡単。
ただこれ、言うは易く行うは難しで結構難しいんですよね。
考えられる人って、息を吸うように思考を深めるのがクセになっている人が多いんです。
何かモノを見たら、声を聞いたら、表情を見たら反射的に考え始める。これが”いつものパターン”なんです。
なのでまずは「私は考えない」ということを意識することが大事です。
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さて、具体的(?)なやり方のおはなし。
最初は自分に関する悩みの場合。
これは結構シンプルで、ただただ考えないことです。
例えばあなたはジェットコースターに乗るたびに、「このジェットコースターが壊れて死んでしまったらどうしよう…?」とパニック状態になりますか?ならないですよね。
それはなぜかというと”ジェットコースターが安全であることを感覚で分かっていて”、なおかつ”ジェットコースターの安全性を信じているから”です。
(ちなみに、毎回パニックになるなら、あなたはジェットコースターには乗らないでください)
では、自分の人生にも同じことをしてみましょう。
”自分の人生が安全であることを、感覚でわかる”。そして”自分の人生の安全性を信じている”。これはあなたの日常を大切に意識していくことで実感が得られます。
毎日起きられる、特に体調に大きな不安がない、自分がいなかったら「あれ?」っと思ってくれる人が居る、病院にかかる予定が決まっているetc…
こうして見てみると、あなたの人生は結構安全です。
明日も多分生きていけるし、なにかしようと思ったらできるかもしれない。
これって十二分じゃないですか。
それをしっかり実感することです。
「私は健康で、安心した生活ができているなあ」
「今日も眠れるし、明日も起きられるなあ」
当たり前だと思うでしょう?それが大事です。
その感覚だけ手に入れたら、未来や過去のことは一旦置いておきましょう。
今、安全で安心な私がここにいる。
ここで思考はストップです。
「居るなあ。」それだけです。
これを実感したとき、あなたの気持ちや体の感覚(匂い、肌の感触、重さ、明るさや色)などをしっかり感じてみてください。
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さて、自分の悩みに関する気持ちのベースができたら、周りについてもちょっとだけ意識してみましょう。
考えない練習というのは、わかりやすく言うと”今よりちょっとアホになる”ということです。
”考えない”という選択をすると、自動的に視野が狭まり、気が利かなくなり、思考レベルが低下します(自分で言っていてなんですが、すごい言いようですがまあひとまずさらっと読み流してください)。
ただ、これを行うと起こってくるのが「自分が悪者になったように気がする」という感情です。
いつもの自分なら席を譲ったり、「私が代わります」と手を挙げたり、「大丈夫?なにか手伝おうか」と声をかけるところを、平然と座ったままでいたり、手を上げず黙って立っていたり、声をかけずに定時で帰ったりすることになります。
想像しただけで「あわわわ…」と動揺しましたか?
でも、考えて欲しいんです。
これって本当にあなたは悪いのでしょうか?
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質問だけ放り投げたところで次に行きます。
考えない、ということをするとはじめこそ緊張したり動揺したりぐらぐらするかもしれません。
が、そのうち慣れます。
憑き物が落ちたみたいにストンと「あ、これでいいんだな」と思う瞬間が必ずきます。
その感覚を、あなたにも一度感じてみてほしいんです。
「あ、これでよかったんだ。」
この感覚を一度でも感じて持ったことのある人と、知らない人では毎日のちからの入り具合が天と地ほど変わってきます。
まあ騙されたと思って一度やってみてください。
もしうまくいかなったり、感覚を手に入れるのが難しかったらあるに相談してください。
一緒にやってみましょう。
大丈夫です。
あなたはあなたが思っているより、何もしなくてもすごいんですから。
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