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日記 結局運動がすべてを解決するのか

前の日記にも書いたけど、3月のある日、すごく良い天気だったので散歩に出てみたら5分で完全に疲弊したことがあった。
この頃はけっこう調子が悪く、土日もまったく外に出る気力がなく、ろくにベッドから起き上がれないような感じだった。
 
さすがにあんまり人生の状態として良くないと思い、生きる気力を取り戻したい、そのためにまずは基礎体力をつけることから始めようと、Switchでフィットボクシング2を始めた。

これがなんと4月から始めて今日に至るまで約3か月半、ほぼ毎日続いている。
 
・偉業。あまりにも偉業すぎる。偉すぎて自分でも信じられない。自分が一番続かないと思ってた。
生まれてこのかた運動には本当に縁がなく、かつ「コツコツ努力する」という力がまったく無かった。継続した努力を要することのだいたいすべてに背を向けてきた。
そんな自分がなぜ継続できたのかを考えてみるに、漠然と「健康に気を遣おう」とか、あるいは痩せたいとかではなく、
「体力をつけないと死ぬ」というマジの危機に迫られたのがある種功を奏したのだと思う。やはり必要はすべての母。
 
・如実な変化かと言われるとわからないけど、基礎体力については前よりはついた。ように思う。
「長時間人混みを歩いたりして疲労がたまると謎の頭痛に苛まれる」という症状がここ10年くらいあったのだけど、それが多分マシになった。
大元の目的である「生きる気力をつけたい」という点についても前よりは改善した気がする。この間は勢いで平日に有給をとって、お台場のイマーシブフォート東京に行ってきた(1人で)。土日にすら起き上がれなかったことを考えると、だいぶ外界に対する好奇心を取り戻している。
あと、ここ最近の私を撮った写真を見た友達が「前よりも笑顔が健康的になった」と言っていたらしい。前の私はどれほど死に体だったのか。
 
・そんなわけで今のところ順調に続いているし、運動の効能も実感しているし、フィットボクシングはとてもすばらしいゲームなのだけど、
その上で「運動自体は全然おもしろくねえ」というまっすぐな気持ちが存在している。自分に嘘はつけない。
「汗を流すと気分も爽快!」みたいな感情、本当に無い。
だいたい1日20分、心に余裕があるときは30分やっているけど、やっている間は画面の指示に従ってパンチを繰り出すだけの機械になっている。
(私の精神性の問題であり、フィットボクシング楽しい!と思う人はたくさんいると思います)
 
楽しくないことを、自分にとって必要だという理由で3か月半も続けてるんだからやっぱり偉い。
 
・始めたきっかけはダイエットではないにせよ、やるからにはやっぱり痩せたら嬉しいという気持ちもあり、お菓子を控えめにするなど一応ゆるダイエットをしているつもりではある。でも今のところ全然痩せていない。なぜなら「お菓子を控えめにする(ただし食べたいときは食べる)」だから。この間はハッピーターン爆食いした。
痩せることではなく「運動を続ける」ことが最優先だからそれでいいということにしている。毎日運動する時点でしんどいのだから、それ以外の部分で極力自分がしんどくならないことを大切にしていかなくては。


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