染織する人がnoteをはじめた理由
「想いがたくさんあるのに、それがみんなに伝わっていないね」
ある日、知人にこう言われました。
想っていることがたくさんあるということも、
それが発信出来ていないということも、
あまり自覚がなく、少し驚きました。
そこから、自分の仕事について
深く見つめ直す時間を作りました。
はじめまして。HAMALです。
日本の北にある、とても大きな県で
ホームスパンを製作、販売しています。
小さな作業部屋で、大量生産は出来ませんが
オリジナルの作品から
完全オーダーメイドも承っています。
以前は別の名前で活動していましたが、
HAMALという屋号を掲げたのが、つい最近のこと。
同時にinstgramも開設して、
製作、販売、発信等々、力を入れ始めたところでした。
そんなときに言われた、冒頭の言葉。
もともと、SNSは不得手(というか、少し苦手)で、
主に見る専門&連絡手段として使用する程度。
大切な連絡は、電話か手紙かFAXか
直接顔を合わせて伝えるか。
そんな古めかしいわたしには
SNSというものは、
少し眩しく、忙しなく感じるのです。
屋号を掲げたからには、発信していかなければ。
そんな思いでinstagramも投稿していますが、
写真と短い文章で、
一瞬で見ている人を引き付けるような投稿をしようとすると、
毎回、とても悩んでしまいます。
前置きが長くなりましたが、
SNSで発信という点では同じなのに、
なぜ、noteを始めたか。
作品に対する想いや裏話、
日々の製作中の疑問やつぶやき、
実験してみての結果や感想、等々
頭の中にあるたくさんのそれらを
アウトプットする場を作ることで
・頭の中をすっきり整理させて、余計なものを削ぎ落とす作業を。
・仕事内容や想いを、知ってもらう機会をつくることを。
こういったことを発信するためには
「見る」より「読む」という言葉がしっくりくる
noteを使うのが自分には向いているのかなと思い、活用することにしました。
独り言、備忘録、実験書、製作日誌……等々、
そんな使い方になるのかな。
なかなか、頻繁に更新というわけにもいかなさそうですが。
じっくりと、しっかりと。
頭の中を覗いてもらうような、
そんな場になれば良いなと思っています。
(少し、恥ずかしいですが…)
これから、どうぞよろしくお願いします。