絶望の温床で咲く華
僕の人生は、いい事はちょっとで、あとは大体嫌な事だ。
隣の芝を見る習慣はあんまりないから、特に辛くはならないけれど。
でも、世間一般的には、自分よりも楽しい人生を送っている人達が多い事は重々承知の上に生きている。
だからなんだって話だけど。(笑)
ただ、この機会だから言いたいんだけど、みんな「楽しくない」ってだけで、何でもゴミ箱に入れすぎじゃあないか?
そりゃ、楽しい事に比べたら、忘れたいし、触れたくないし、避けたい事かもしれない。
でも、絶望の温床で咲く華もあるんだよ。
そうだと言って、変に自分を後ろめたく思ったり、自分自身を陥れたりする必要は全くない。
いわゆるメンヘラになる必要はないんだ。
メンヘラは案外、”普通”だから。
絶望の華は、もっと高貴で、自尊心が高くて、それでいて庶民的なんだ。
「嫌な事」を、ストレートに「嫌な事」と思っているだけじゃ、きっと華は咲かない。
「嫌な事」に逆らって、闘って、初めて自分の土壌になる。
忘れたい思い出は、忘れない方がいい。
手を突っ込んで、受け止める必要がある。
その一つ一つが、栄養になる。
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