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「振り向いたら誰もいなかった」なんて…
アクティブラーニングの先頭を走っている先生たちへ
「アクティブラーニング」という言葉が喧伝されてから、オレオレって手を挙げる先生。
オレの教室は素晴らしいと学級王国を自慢する先生。
ひとりの取り組みとしては素晴らしい。
拍手👏
でもね…
そのあなたの取り組み。あなたの素晴らしい学級。
それは、どれだけ他の先生に波及していますか?
たとえば、他の先生があなたと同じようなことをしとしたら、誰もが同等の結果を出せますか?
「私のやっていることは簡単なことじゃないから」
「他の先生ではできないから」
なんて、言い訳していませんか?
だから、本やブログを書いて他の悩める先生のためになっているって?
自分の職場を変えることができないのに、他の学校のことを心配している余裕なんてあるのかな?
いま、目の前にある自分の居場所を変えられずに、他人の居場所を変えようなんて、大きなお世話です。
(まさか、いい大人が「オレの居場所はここじゃない」なんて負けフラグを立ててないでしょうね)
隗より始めよ
「オレがアクティブラーニングだ」なんてセリフは、自分の居場所「イマココ」を変えてから言いましょう。
学校は組織ですから、職人芸は不要です。
組織として良い結果を出すことを考えてください。
あなたがいなくなっても、同じような結果が出るシステムをつくらないと、あなたが自慢する素晴らしい教育は途絶えてしまいます。
先生は職人ではありません、あくまでも教育者なのです。組織においても教育者として、あなたのやり方を伝えて行くことが必要です。
そんなことを言っているお前はどうなんだ?
なんて、セリフが聞こえてきますが(笑)
変えました。
ひとりから始めて、学部の教育を変えました。
なぜ私が、前列主義と既成概念に凝り固まった大学を変えることができたのか。
その秘訣は3つあります。
1)結果を見せて仲間を増やす
2)既成事実を作ること
3)全て自分でやらず他者の力を借りること
要するに、自分の限界を認め、仲間を増やし、やりかたを伝承していくことです。
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