少女の ゆめ
少女は ゆめをみる
まぶたの裏には 少女のゆめが広がっている
果てしなくひろがる世界に 少女をつなぎとめるものはなくて
自由に 伸びやかに ゆめを広げてく
こわいことが起こっても かなしいことがやって来ても 少女のゆめは留まることをしらない
天から降る星が少女を祝福し 海を泳ぐ魚が少女を励ます
たとえ大人が 少女を笑っても ゆめの中では邪魔されない
やがて 少女は気づくのだ
ひとみを開いて ゆめが見られることを
夢は現実《ゆめ》になることを
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