なぜ、感謝するのか
個人的に、「ありがとう」という言葉が口癖になっていて。
ちょっとしたことでも、すぐに伝えられるように、昔から意識して口にするようにしていた気がします。
当時は何を考えていたわけでもなく、感謝は口にした方が良い。と勝手に思っていたんですが、理由を言語化してみたくなりました。
結論から言うと、
同じ考えの人なんて、この世に一人もいないから、
少しでも、何かが伝わりあったら、それだけでも、とても有難い事
という事。
ダイバーシティは、ずーっと前から
ダイバーシティだ。多様性だ。なんだかんだと、浸透しだして大分立ちますが、多様性なんてものは、もっと昔からあったはずです。
価値観が似ることはあるけど、完全に同じ価値観を持つことなんて、
それこそ奇跡なのに、誰にも伝えていない自分をわかってもらえないと、
嘆く人は多いような気がします。
相手を変えるなんて、無理
相手が変わらないと嘆き苦しむ人もいる。
親が子を、愛し合う二人ですら、相手を変えられないのに、
仕事関係や友人関係のレベルで、相手を自分の望むように変えるなんて、
到底できないことだと思っています。
変わったとしても、それは、相手が気づきを経て変わっただけで、
変わるか変わらないかの主導権は相手にあります。
だから、その人を見る目や、自分の捉え方を変えたほうが、何倍も速いだけではなく、何千倍も良い効果が出ると思ってます。
VUCAの時代なんて、そもそも人生がVUCAだ
Volatility(変動性・不安定さ)
Uncertainty(不確実性・不確定さ)
Complexity(複雑性)
Ambiguity(曖昧性・不明確さ)
この4つの言葉からなる時代。でも、1秒先も正確に予測できない人間が、VUCAじゃなかったことがあるのでしょうか。
人は違うからこそ、感謝をする
・自分と、まったく同じことを考えている
・自分が、良いと思ったように、他者が変わる
・自分は、安定し変化もなく、思うように生きれる。
こんなこと、絶対に起きないですよね。
それどころか、真逆な世界にいることを自覚しましょう。
だから、ちょっとしたことでも、相手が自分の意にそぐう事をしてくれたら、それは感謝することなんだと思うんですよね。
そして、自分の意見が、どうやったら相手に伝わるか、真剣に考える必要があると思うんです。
大抵のことは、感謝できるようになりますよ
言っても、話しても、伝えても、動くかどうかは、相手次第。
コミュニケーションは大切ですが、会話という、非常に不経済な意思疎通機構しかない人間同士。
正しく伝わるのも、すごいことだというのに、
伝わったうえで、こちらの背景も理解し、行動をとってくれる。
って、本来は凄いハードルの高いことですよね。
そう捉えていたら、大抵のことは感謝できるようになります。
有難うを沢山言える人生って、幸せだと思うんですよ。
なにより、自分が楽になります。