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2月7日 リモートワークはドキュメントを作り運用しないと難しい

2月7日ですね。

昨日も終日事務所にいました。
リアル事務所ならではの打ち合わせなどをこなしながら。


その一方で、リモートワークを続ける会社、辞める会社などさまざまなです。アメリカの世界的なIT企業のいくつかでも、リアル出社に戻す動きがありました。
また、その状況でもリモート出社を続ける会社もあります。
昨日見かけたさくらインターネットの田中社長のXでも、リアル出社とリモートでフォローの差を作りたくないと、リモート出社を続けると書かれていました。

私は年始にも完全フルリモートを続けることで知られるGitLab社のGitLab Handbookを読みました。
私は今でもリモートワークを理想系と考え、それに向かって進むつもりでいます。
なぜなら、リアル出社はラッシュアワーの非合理、通勤時間の無駄などがついて回るからです。今もこれをラッシュの車内で書いていますが、ラッシュアワーの混雑は心底うんざりさせられます。

私個人の嗜好でいうと、リアル出社は今でもしたくありません。
家から作業すら避けたくて、数週間単位で旅をしながらあちこちで仕事をするのが理想です。


ただ、数年間リモートを続けてきて、経営者として痛感したのは、チームで活動する以上、リアルにはリアルの利点があることです。

まず、リモートワークの環境下でリアル出社した時と同じパフォーマンスを出せる人はそうそういません。
また、PCの使い方、プラアザ、SaaSの使い方、手続きなど、ありとあらゆる業務や作業をドキュメントに落とし、守ってもらうようにしないと、各人のパフォーマンスに差が出ます。品質や速度にも影響がでます。


そのドキュメントの整備が必要なのは承知です。整備だけで専任部署や担当が必要なくらいに大切だと考えています。


ただ、今の弊社にはそういう方を雇うだけの体力がありません。私がそれを作らざるを得ません。
ところが、日常の業務にとらわれ、整備がままならない状態です。

結局、ドキュメント整備をやり遂げるには、経営者の意思にかかってきます。
また、ドキュメントが整備され、メンバーの全員がそれを遵守するのでない限り、フルリモートワークの体制は難しいというしかありません。


ただ、ドキュメントを完全に整備しても、人間の本能として、リアルに比べてリモートワークは能率が落ちるのは仕方ありません。それはもう福利厚生の一環と考えようと思います。

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Yoshikazu Nagai(長井 祥和)
ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。