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8月26日 地域コミュニティに参加する理由

8月26日ですね。

先週、土曜日に真鶴でCASOミーティング@真鶴を開催しました。

CASOとは、過疎地を活性させるためのコミュニティーです。内容は詳しくはブログか、サイトをご覧ください。

https://peatix.com/event/4032792

今回はさまざまな過疎地のプレーヤーに来ていただきました。おかげさまで初回としては反省点はあれど成功としても良いでしょう。

昨日は、それとは別に、七月末に参加したCLS道東のブログ記事もアップしました。

https://www.akvabit.jp/cls道東-海霧編-2024に参加してきました/

今後アップ予定のCASOの記事も、昨日アップした記事にも、同じことを書いています。

それは、何故IT会社が地域コミュニティを?という疑問に対する答えです。

疑問を深掘りすると、IT会社はITのことだけやっておけばよく、弊社の場合はリソースも足りないのに、なぜそういうことに手を出すのか?ということです。

IT、中でもkintoneがほぼ専業の弊社ですが、kintone案件が伸びていて、引きも切らない状況です。それなのに、地域コミュニティに貴重なリソースを使って、というご意見は確かにあるでしょう。

下に今の私の意見を書きます。

まず前提として、少子化や一極集中の現象が起き、国土の脆弱性の克服が課題の今、こういう地域コミュニティの意義はあると思っています。

そして、本業が快調な今だからこそ、今のうちに違う視点に目を向けておかないとまずいと思っています。

弊社が地域コミュニティに関わる理由は、細かく四つあると思っています。

一、私が旅が好きだから。
二、システム構築案件の先細りに備えて
三、東京から地域へ。BCP対策の一環。
四、メンバーの知見の拡大。

一は、今さらいうまでもありません。

二は、AIがコーディングを代替してくれるようになっているのは、皆さんもご存知だと思います。さらに、DX需要が一段落ついた頃、たくさん参入して来つつある他のkintone開発会社との間で案件の取り合いが発生する懸念があります。

そもそも今の弊社は、kintone開発会社と言う特色だけしかありません。より違う強みと生存戦略を持つべきだと感じています。

弊社もkintoneの中でも業界特化に向けて舵を切り始めています。さらに、地域に目を向け地域で密着することも始めています。それらも生存戦略です。

地域コミュニティーの参加と、地域への導入のノウハウの蓄積は、生存のために有効なはずです。

三は、より具体的な理由です。

東京にはシステム会社があまりにも集まりすぎています。

さらに、東京には富士山噴火の際の火山灰リスク、首都圏直下型地震、東南海地震など、脆弱な土地の上に国の機関が集中しているリスクがあります。

東京に拠点を置き続ける事はリスクでしかないと判断しています。

今のうちに地方の拠点を設ける準備をしておかなければなりません。

四、二に書いた理由と近いですが、これからの技術者は、黙々とコーディングしているだけでは食べていけないでしょう。表に立ってお客様と相対し、実装を進めるためにはビジネスや社会に対しての知識と知見を持っておく必要があります。

ただコーディングしているだけではお金がもらえなくなる時代がもう来ています。

その際、ただ漫然と知識を溜めておくように、といっても何もすれば良いかわからないと思います。

コミュニティは、そうした知見を貯める場として有効です。

弊社でそうした活動を行うことで、メンバーの皆さんにも知見が共有され、雑談力が求められるお客様との商談の場において、ネタとなる知見がたまる。それを狙っています。

これらが、弊社が地域コミュニティに参加する理由です。

弊社が今取り組む山梨以外にも、こうした取り組みを各地でしていくことになると思います。

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Yoshikazu Nagai(長井 祥和)
ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。