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12月6日 kintoneの周辺サービスの知識も増やさなければ

12月6日ですね。

昨晩、トヨクモさんのイベントに登壇しました。

会場は五反田。五反田の旧ゆうぽうとが新たに建て替えられ、CITY HALL & GALLERY GOTANDAとして生まれ変わっていました。そこのカンファレンスルームが登壇した会場で、舞台も客席もとても広く、話していてのびのびできました。

今回、印象に残ったのは参加者の皆さんの層です。ユーザーの方の割合がとても高く、ビジネスとしてkintoneを使う方や開発者の割合が低いように思いました。

少なくとも私が座っていたテーブルの皆さんは、完全にユーザーとしてのご参加でした。他の方々と話しても同じような印象を受けました。

今までに何度も参加してきたkintone Caféも、ユーザーイベントなのでユーザーが主です。ただ、今回はイベント全体からユーザー主体の印象を強く受けました。

その理由が何かを考えました。


それは、JavaScriptでカスタマイズするという発想がないことです。

kintoneと連携するトヨクモ社のサービスのうちいくつかは、JavaScriptによるカスタマイズが可能となっています。FormBridgeやkViewerがそうです。

そもそもkintoneは、システム開発の手間をより簡略化し、技術者の時間や工数を削減できることが支持されました。

そしてそのkintoneの標準機能ではできない機能を補完するためにトヨクモ社の諸サービスは生まれ、支持されてきました。


トヨクモ社のサービスの機能でもできない部分はJavaScriptによるカスタマイズによって実現できます。

ですが、トヨクモ社のサービスのユーザーとして実現できない機能があった時、JavaScriptを用いた開発はしないという声を当日に何人かから伺いました。
たとえ、JavaScriptカスタマイズによっては実現できる機能であっても、ということでしょう。


こうしたシステム開発は従来はシステム会社が担ってきました。が、どんどんユーザー側で設定ができる範囲が広がり、敷居も低くなってきました。

JavaScriptを加えれば可能なラストの一機能の実装を望んでもできずにいるユーザーさん。そうしたユーザーさんが増えているということは、そこまでの大方の業務はJavaScriptを使わずに、kintoneやトヨクモ社のサービスで完結してしまっている実例の裏返しです。

だからこそ、さらなるヒントを求めてユーザーさんはトヨクモ社のイベントに参加されるのでしょう。


ユーザーさんがこうやってたくさん集うイベントに参加し、その意義と登壇の機会をいただいたことに感慨も深かったです。

そして、それはkintoneによるシステム構築を専業とする弊社にもあらためて深い思いを伝えてくれました。

それはkintoneだけでなく、kintoneの周辺サービス・プラグインへの理解が必要なことです。

私もまだまだトヨクモ社のサービスの機能でも知らないことが多く、他の有名なサービスやプラグインについても同じです。kintoneだけでなく、そちらの方面により知識を加えていかなければと思いました。

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Yoshikazu Nagai(長井 祥和)
ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。