9月21日 攻撃と守備の分担が経営に
9月21日ですね。
昨日、オリックス・ブルーウェーブがパ・リーグの優勝を果たしました。
先日この欄で、阪神タイガースがセ・リーグを制した理由を選手の役割を固定したことにあるのではと書きました。
オリックスの場合、逆です。猫の目打線と言われるように、毎日打順を変え、競争意識や刺激を与え続けた事が強さの源泉だと言う分析もあるようです。
私は結局、どちらもあり得ると思ってます。
競争意識を刺激する必要はありますが、毎日やることが変わってしまうと、メンバーのモチベーションは奪われます。
打順は、その場の状況によって打者に求められる役割が変わるとは言え、やる事に大幅な変化はありません。
回によっては7番から始まる場合もあれば、1番から始まる場合もあるのが野球です。
昨年までの阪神の場合、守備位置まで変更したことによって、選手の集中力が削がれた側面はあるでしょう。
弊社の場合、案件が増えすぎています。一人がセカンドとライトとファーストを兼ねる事態が起きかけています。また、それが問題だと認識しています。
野球は守備と攻撃に分かれるスポーツです。
守備側は受け身です。ただでさえ消極的な受け身の状態で頻繁にポジションを変えられると、何に対して守るべきか選手はわからなくなります。
一方で攻撃は前向きです。
オリックスのように攻撃側の打順を毎日変えて違う視点で攻撃することで、面白さやモチベーションが増える可能性はあるのでしょう。
守備と攻撃の使い分け。
これは経営の中でも結構重要な観点かもしれません。
弊社にとって攻撃とは何か。守備とは何か。
この点を私の中ではっきりさせたいと思います。
今の弊社の場合、全てが後手後手に回り、守備的になってしまっています。より攻撃の立場で、夜中に弊社の価値を問うていけるようにしなければ。
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