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5月15日 先入観という罠から逃れる
5月15日ですね。
先日、伊坂幸太郎さんの「逆ソクラテス」を読みました。
伊坂幸太郎さんの作品の多くに、先入観に縛られる人の脆さが書かれています。この本もそうでした。
私も、自分の中にある先入観を改めて掘り下げて考える機会となりました。
結局、私も含めて人は先入観から逃れられません。
例えば、私がラッシュアワーが嫌だから出社しないのも先入観の結果です。ひょっとしたら、ラッシュアワーを毎日続けることで何かが自分の中に生まれるかもしれません。逆もまた一緒。
結局、私のやることなすこと言うこと全てが先入観からの産物にすぎません。
この小説は子どもの目線から書かれています。
大人はどうしてこんなにわざわざ自分を忙しくし、複雑そうな社会を作り上げるのか。
私もかつてはそう思っていたはずですが、いつの間にか大人側の人間になってしまっています。
なぜ、複雑にするのか。
それは、お互いの心がわからないため、統制をかけ、管理するしかないからでしょう。
皆がどんな先入観の持ち主か分からないため、法律や規則で平にならすしかない。
そうやって世の中はどんどん複雑になっています。
そう思う私の心も、また先入観によって動かされています。
真理だけをまっすぐに見つめた経営。
それをしたいと願います。
プライベートは先入観に塗れた自分の個性を大切に抱いてもいいのです。でも、仕事だけは。
規則に頼らずに先入観の魔の手から逃れるには、信頼関係とスキルとモチベーションしかない。
そう思う私です。
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![Yoshikazu Nagai(長井 祥和)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/2511383/profile_fd0b0bd04ef61ae58d6f6f9fde934db6.jpg?width=600&crop=1:1,smart)